こんにちは!
不登校カウンセリングセンターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。
子育て中のあなたは、わが子が自分に自信がないのではないかと気になることはありませんか?
特に、子どもが不登校の状態であったり、学校に行きしぶっている様子が見られたりしていることがあると、子どもが自分に自信がないのではないかと感じる場面も増えてくることがあるでしょう。
そして、子どもが不登校の状態になっているときに、親御さんによっては、自分の育て方が悪かったのではないかと思ってしまい自分を責めてしまうこともあります。
でも、自分を責めることはなんの意味もないのですぐにやめましょう。
不登校になることは、親の関わり方だけで決まることではないからです。子ども自身の生まれつき持っている性質や、ストレスに対応する力が弱まっていることだったり、自我の問題だったり様々な要因が考えられるので、総合的に見ていく必要があるのです。
それなら、子どもにどんなふうに言ったらいいんだろう?
子どもには自分に自信を持って欲しいなと思っているんだけど、
かえって子どものやる気をなくすようなことを言っている気がする・・・
子育て中のあなたは、そんなことを考えてしまうことはありませんか?
今回ぜひともお伝えしたいのは、子どもが自分に自信をもてるようにするために、親御さんにできることがあるということです。
それは、子どもが自分に自信を持つようにしていくためには、
無条件の愛を表現していくこと
が大切なのです。子どもに「○○ができていないとダメ」というような条件をつけずに、「○○ができなくても、ありのままのあなたでいいんだよ。OKなんだよ。子どものことを愛している・認めているんだよ」ということを子どもが感じられている状態の信頼関係を築いておくことが一番大切なのです。
子どもが自分に自信を持つためには、親が子どもの不完全さをふくめてありのままの子どもをそのまま受け入れることが必要なのです。
親は、つい子どものすることにカッときてしまって、
「○○できない子は嫌いだよ」
と子どもに言ってしまうこともあるかもしれません。親の考え方や信念に合わない子どもの言動があると、つい感情的になってしまって、怒ってしまうこともあるかもしれません。
すると、子どもは『私が悪い子だから、親は私のことが嫌いなんだ』『親のいうことをきかない私には価値がないのね』と子どもは思ってしまいます。つまり、自信をなくしてしまうのです。
なので、ありのままの子どもを認めること=無条件の愛を表現していくことは、条件をつけないでどんなあなたでもいいんだよ!いるだけでOKなんだ!」と子どもの存在そのものを認めることなのです。
どんな自分でも愛されている・認められているということを感じることができた子どもは、どんな自分でもOKなんだ!と、ありのままの自分に自信を持つことができるようになっていくのです。
親であるあなたが子どもにかけている言葉は、親の価値観や意見を子どもに押しつけてはいませんか?
親であるあなたは、つい、子どものやることに口出しをしてしまっていませんか?
親であるあなたは、子どもに小言を言ってしまって、子どものやる気をなくしてしまっていませんか?
子どもに自信をつけさせたい。自分に自信がある子どもになってほしい。
そのように思っている親御さんは、ぜひありのままのお子さんのことを認めるようにしていってくださいね。
あなたの幸せになる子育てを応援しています。