不登校に陥るメカニズムは、すでに医学的・科学的にも証明されています。
ここでは時期ごとに、不登校が起こるメカニズムをお伝えいたします。
【小学生の不登校の場合】
小学生の不登校の場合は、主に『愛着障害(愛着形成不全)』が原因で不登校になります。
この愛着障害(愛着形成不全)は、片親の場合や父親が単身赴任で留守がちの場合に起こりやすいのですが、両親が揃っていたとしても両親の関係性が悪ければ、愛着障害(愛着形成不全)が起こることがあります。
この愛着障害(愛着形成不全)を調べるためには、FDT(親子関係検査)やの心理検査をすることにより、愛着障害(愛着形成不全)の状態を調べ、解決の糸口にすることができます。
【中学生の不登校の場合】
中学生の不登校の場合は、主に『自我の乱れ』が原因で不登校になります。
通常では中学生の時期に自我が芽生えるのですが、その自我がまだ未熟なために、葛藤が起こり学校に行けなくなるのです。
この自我の乱れを調べるためには、AN/EGOGRAMやTEGという心理検査をすることにより、自我の状態を調べ、解決の糸口にすることができます。
【高校生・大学生の不登校の場合】
高校生・大学生の不登校の場合は、中学生の不登校の場合とほぼ同じなのですが、主に予期せぬ出来事(ライフイベント)が原因で不登校になります。
中学生に比べれば自我は強くなっていますが、まだ完璧な状態ではないため、予期せぬ出来事(ライフイベント)が起きることで、それに対応できなくなり、不登校になるのです。
高校生・大学生の不登校の原因を調べるためには、MMPIという心理検査をすることにより、精神状態を調べ、解決の糸口にすることができます。