心理カウンセラーのブログ

子どもに、生まれたときのことをお話ししよう

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こんにちは!
不登校カウンセリングセンターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。

子育て中のあなたは、

わが子に、愛していることを伝えることができていると思いますか?
わが子との間に、信頼関係があると思いますか?
わが子に、「どんなことがあってもあなたのことが大好きだよ」と無条件の愛を伝えていますか?

子どもは、条件をつけることなく親に愛されていると感じることができると、
自分に自信を持つことができるのです。
自分を好きになることができるのです。

「いい子じゃなくちゃいけないよ」
「テストで勉強ができないとダメだよ」
「友だちと仲よくしないとダメ」
「お部屋をキレにしないとダメだよ」

などの条件を、一切つけないということが大切なのです。

無条件で愛されていないと感じた子どもは、愛着形成不全(愛着障害)という問題が起きてくることがあります。

愛着形成とは、子どもが特定の他者(主に親)に対して持つ情緒的な心の絆・心理的な結びつきのことです。

親との間に愛着形成がうまくできていないと、社会性に問題が出てくることがあります。
要は、親との関係ができていなければ、親以外の他者との関りも難しくなってくるのです。

たとえば、

・自己否定感が強い
・依存心が強い(自分に自信がないので他者に依存してしまう)
・人との距離感が近すぎたり、遠くなってしまったりとうまくいかない
・承認欲求が強い

などの、問題が出てきます。

また、小学生の不登校は愛着形成不全から起こることが多いです。

親として、子どもに幸せに生きていってほしいと思いますよね。
子どもには、自分のことが好きになってほしいと思いますよね。

愛着を形成していくために、一番大切なことは、


無条件の愛を伝えること

です。
以前のブログでも、無条件の愛を伝えることをお伝えしたことはあります。
こちらの記事も参考にされてくださいね。

「ありのままの自分でいいんだ」と思える子に

今日は、


子どもの生まれたときのことをお話する

ということをぜひやってみてほしくて書いています。

お子さんを産んだことのある方は、感じたことがあるのではないでしょうか?

子どもが生まれるときというのは、
「この子が健康で生きてくれればそれでいい」

と、それだけ。条件がないんです。

・あなたの生まれたときは、こんなことがあったんだよ。
・あなたの生まれたときは、ママは、パパは、こんな気持ちだったよ。

子どもの誕生日は、そんな話をしてみるいい機会だと思います。
もちろん普段から、折を見てお話ししてあげてくださいね。

子どもによって、受け取り方も、受け取る力も様々です。

ぜひ、わが子にあった伝え方はどんな話し方なのか、どんな時や場所を選べばいいのか、
見つけてみてください。

子どもの表情を見れば、子どもの気持ちがわかるのではないでしょうか。

あなたの愛が伝わりますように。

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