こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
あなたは、年末年始、不登校のお子さんが、帰省を嫌がる、初もうでに行きたがらない、親戚が集まる場所に顔を出したがらない、というとき、とのような対応をしますか?
そんな時は、子どもの気持を一番に考えて、子どもの気持を理解しようとすることが大切です。
親は年末年始、初もうでに行ったり、お節料理を食べたり、恒例行事は楽しいもので、当然やるもので、やらないなんてことは考えられないかもしれません。
しかし、不登校の子どもにとっては、全然楽しくない、年末年始だからと言って恒例行事をやる意味がわからない、なんでそんなことやらなきゃいけないんだ、と思うことがあります。
自分に自信がなく、自分には価値がないと思っている子どもは、自分にはみんなと同じように楽しむ価値がないと思っていたり、いつもと違うことをすること自体が大きなストレスだったりします。
行事をいやがる子どもに、行事の大切さや、親戚との集まりがいかに重要かを説明しても、頭では理解できても体が拒否してなかなか動けません。
無理に誘うのではなく、「行きたくない」「やりたくない」という子どもの気持に寄り添い、共感し、子どもの意志、子どもの選択を尊重してあげましょう。
親の思うようにならずに困る時こそ、子どもの気持を理解し、子どもの気持を思いやるチャンスです。
子どもの言動にどう対応して良いかわからない、という時はぜひカウンセラーに相談してみてください。