心理カウンセラーのブログ

それは火に油を注ぐだけ

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こんにちは!
不登校カウンセリングセンターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。

子どもが不登校の状態をなんとかしたいと思っている親御さんは、
不登校を解決するための様々な情報を集めることがあると思います。

そして、今までの子どもとの関係を見つめなおすきっかけになることもありますね。

そんな時に、


子どもが言うことを聞かない。

子どもがやると約束していたのにやらなかった。

子どもが明日は学校に行くと言っていたのに行かなかった。

というようなことが起こってしまうと、
イライラして子どに怒りをぶつけてしまったという経験はありませんか?

また、
子どもからもしくは配偶者から何かを言われたときに、


つい、言い返してしまう

ということはありませんか?

怒りをぶつけること

言い返すこと


それが当たり前だと思っている方はいませんか?

相手に怒りをぶつけること・言い返すことが当たり前のことと思っている方は、

ちょっと考えてみませんか?

相手に怒りをぶつけたとき、言い返したとき、あなたは一時的にスッキリするかもしれません。
ただ、怒りをぶつけられた相手、言い返された相手がさらにヒートアップしてしまったという経験はありませんか?

怒りをぶつけること、言い返すこと、
つまりやり返すことは、
火に油を注ぐだけなのです。

子どもや配偶者などに言われたこと・されたことに対して怒りをぶつけたくなってしまった方は、

感情を相手にぶつける前に、
まず、その場から離れてクールダウンしましょう。

そして、深呼吸などをして気持ちが落ち着いてきたら、
どうして怒りがわいてしまったのかを客観的に見つめてみるとよいですね。

怒りの感情はとても大切です。

怒りの感情がわくということは、
自分の中で満たされないものがあるということなのです。

つい、相手が悪い、相手のせいだ、と思ってしまうことも多いかと思います。

でも、実は、自分の内面の問題だということに気づいていくことが大切です。

相手に怒りをぶつけたい、言い返したいといった怒りの感情に飲み込まれないようにしましょう。

感情をコントロールできるようになることが、親のあなた自身のためにも、子どものためにも大切なことです。

あなたの不登校解決のヒントになれば幸いです。

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