こんにちは。不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。
日が短くなってきましたね。
私は太陽が大好きです。夏の間に太陽エネルギーを身体に充電して、冬を乗り越える、と言っていたことがあるくらいです。その頃は、日が短くなってくるととても悲しくなっていました。
今は、日が暮れていいくときの雲、日が暮れてからのお月様、星を見ることを楽しんでいます。
悲しくなることはなくなり、太陽が沈んだあとの空を楽しんでいます。
太陽の1年間の動きに、変わりはありません。
私の心のありかたが変わったことで、私の気持ちがとても悲しい。から、日が暮れてからの空を楽しむという状態に変わったのです。
同じ時間を、悲しいと思いながら過ごすのと、楽しいと思いながら過ごすのと、あなたはどちらがいいですか?
私は、楽しいと思いながら過ごしたいです。
あなたの気持ちは、あなたの心の持ち方や行動で変えることができます。
例えば、朝起きたとき、あなたの気持ちはいつもと同じ状態です。
顔を上げて、空や景色を見て過ごした1日と、首を垂れて下ばかり見て過ごした1日。
夜、眠るときに楽しい気持ち、幸せな気持ちで眠ることができるのはどちらでしょうか。
顔を上げて、空や景色を見て過ごした1日ですよね。
不登校のお子さんも、支援する親御さんも、どちらかというと気持ちは下を向いているのではないでしょうか。
・学校に行かないといけない
・この子の将来はどうなるの
・このままだったらどうしよう
と、ネガティブな気持ちになっていることの方が多いですよね。
大切なお子さんが不登校なのです。
心配するのは当たり前です。
気持ちが不安になるのも当然です。
ずっと、ネガティブな気持ちでいるのは、不登校のお子さんだけではなく、支援する親御さんも精神的に参ってしまいます。
親御さんが参ってしまっては、不登校のお子さんは、ますます不安になってしまいます。
ですので、この先の不安になることを考えるのではなく、不登校を克服していくお子さんをイメージしましょう。
スモールステップでできることを増やし、お子さんの年齢相応のストレス耐性を付ける。
学校に行く、もしくは他の方法で、自立できる力を養って行く。
気が付けばお子さんは、親御さんの元を巣立っている。
あの不登校の時代はなんだったんだろうと、親御さんは笑っているのです。
すごく大雑把にイメージを書きました。
もちろん、もっと細かくイメージしてもいいのですよ。
ですが、注意していただきたいことがあります。
注意1.あくまでもポジティブなことをイメージする。
注意2.親御さんのイメージをお子さんに絶対に押し付けない。
親御さんのイメージ通りにいかないお子さんに、イライラするようになっては、本末転倒です。
不登校を克服した姿をイメージするのは、沈みがちになっている気持ちを前に向けるためです。
イライラしてしまう気持ちを、落ち着かせるためです。
余裕がない心に、余裕を持たせるためです。
不登校の克服は、お子さんにとって、この先の人生の糧になります。
あんなに辛かったことを、乗り越えることができた。
乗り越えてきた方法も、乗り越えられたという自信も、社会人になってから起こることに対処できる力になります。
不登校の克服方法は、不登校カウンセリングセンターのブログにヒントがあります。
また、心理カウンセラーがいつでもあなたに寄り添うことを、覚えておいてくださいね。