こんにちは!
不登校カウンセリングセンターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。
不登校のわが子や、学校に行きしぶっているわが子が、
「なんとなく行きたくない」
「なんだかわからないけど、学校に行きたくない」
と言っているとことはありませんか?
そうなると親としては、
なんとなくって何??
わからないんじゃ、どうしたらいいかわからないじゃない💦
って思ってしまいませんか?
この、”なんとなく”、というのが曲者ですよね。
”なんとなく”の中身がなんなのか知りたいですよね。
実は、お子さん自身もよくわからないということがあります。
そんなときにやるといいことのお話です。
”なんとなく”がわからないとき
お子さん自身も、どうして学校に行きたくない」のか、
どうして学校に行けないのかよくわからない・・・ということありますよね。
そんなとき、親御さんにできることは質問してあげることです。
どんなことを質問したらいいかというと、
たとえば、
・学校に行くとどんなことが心配になるの?
・学校にいるときの、いつが不安な気持ちになりやすいの?
・学校にいるときにどんな感情が出てくるの?
・学校の中のどの場所がいたくないと思うの?
・学校の誰と会いたくないと思うの?
といった上記のような内容を不登校や学校に行きしぶっているお子さんに聞いてみてくださいね。
それで答えが聞けたら、”なんとなく”学校に行きたくない、という状態から、
具体的になってくるので、どんなことをして行けばいいのかが見えてきやすいですね。
たとえば、
・学校の門が見えてくると、いろんな人に声をかけられそうで怖い
・教室に入ったら、「学校どうして休んでいたの?」と聞かれると、答えに困ってしまいそうで怖い
・授業中に集中できなくて、先生に注意されそうで怖い
といった答えが聞けたとしたら、お子さんが学校の中のどんなことが不安なのか、怖く思っているのかが見えてきますよね。そして、もし、「学校どうして休んでいたの?」と聞かれることが怖いのであれば、あらかじめこんなふうに答えようといった準備をしておくことで心配事を減らすことができます。
不登校や行きしぶりのお子さんは、学校全体そのものが怖いと思い込んでいることもあるので、お子さんの頭の中も整理されることで、学校に対する恐怖心も小さくすることもできるのです。
もし、お子さんに質問したとしても、すぐに答えてもらえないこともあるでしょう。
そんなときは問い詰めるのではなくて、待つことも大切です。
親御さんに自分の思っていることを話せるようになるためには、親子の信頼関係づくりがまず必要な時があります。
お子さんが親に自分の気持ちをなんでも話してもいいんだ、と思えるような関係になっているかな?ということも考えてみてくださいね。
信頼関係づくりについては、こちらの記事も参考にされてくださいね。
あなたの幸せになれる子育てを応援しています。
心理カウンセラーの黒瀧素子がお送りしました。