心理カウンセラーのブログ

夏休みの宿題ができない時

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 こんにちは。

 不登校カウンセリングセンターの真鍋良得です。

 親が子どもの気持を理解し、100%子どもの味方でいてあげることが不登校の改善につながります。

 夏休み明けの再登校をめざす子どもにとって、学校が始まる日が近づいてくると、ドキドキしたり不安になったりすることがあります。

 親としても、大丈夫かなと心配になり、生活習慣を整えさそうとか、夏休みの宿題をちゃんとやらそうとか考えます。

 そんなとき、親が一方的に子どもを導いて、ゲームを制限したり早く寝かせようとすることに力を入れるだけではなく、子どもの気持に寄り添い、子どもとのコミュニケーションをとることを意識することで、子どもの不安をやわらげることができます。


 子どもに夏休みの宿題を終わらすように促す時、「先生に怒られるから」「他の子がやっているのに一人だけできていないと肩身が狭いから」といった理由で頑張らせようとすると、不登校あるいは不登校気味の子どもにとっては、学校での嫌なことが頭に浮かんできたりします。

 また、「先生が」「友だちが」といった、他人基準で他人からそう思われるかという基準で物事を考えていると、子どもが自分の得意を生かして自立していくための「自分で考える力」を養うことができません。


 先生に何か言われても、「お父さんが、お母さんが、ちゃんと先生と話をしてあげるから、大丈夫だよ」「宿題できてなくても、学校に行くだけでいいんだよ、」と、親が100%子どもの味方でいることを子どもに伝え、子どもの気持に寄り添っていれば、子どもは安心感を覚え、学校に行くことへのハードルが下がります。

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