心理カウンセラーのブログ

いつもと違う家を発見してみよう

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こんにちは、不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。

ほとんどの学校夏休みに入っていると思います。
地域によってはまだの学校もあるかもしれませんが、気持ちは夏休みに向かってますよね。

親御さんはどのような気持ちで過ごされていますか?

今まで家にずっといた不登校のお子さんに、
・思い切って外に出てほしい。
・外の空気を味わってほしい。
・友達と楽しく遊んでほしい。

といった気持ちがあるのではないでしょうか。

不登校のお子さんの気持ちが、夏休みということで軽くなり、外に出ることができれば嬉しいですよね。

あまりの暑さに、結局、家の中で過ごしているお子さんもいると思います。

親御さんとしては、
・好きなことを見つけて欲しい。
・好きなことをもっと伸ばしてあげたい。

という気持ちがありますよね。

この親御さんの気持ちがあまりにも強いと、お子さんが外出しないことにイライラいしたり、焦りを感じたりしてしまうかもしれません。

そのイライラはお子さんに伝わるので、お子さんも機嫌が悪くなり、ますます外出しなくなるという悪循環になる可能性があります。

お子さんが外出しないときは、家の中で遊ぶことにしましょう。

その時は、普段お子さんがしない遊びをすると気分転換になっていいと思います。
できれば、親御さんにも嬉しいことがあるといいですよね。

例1.下駄箱クイズ

・靴は何足入っているかな
・誰の靴が一番多いかな
・どんな靴が入っているかな(スニーカー、長靴、サンダルなど)
など。

みんながそれぞれ答えを紙に書いてから、下駄箱の靴を全部出しましょう。
そして、答え合わせです。

意外にたくさんの靴が収納されていて、びっくりするかもしれませんよ。

そして、片付けるときは下駄箱の掃除もしてしまいましょう。

もしかしたら、全部の靴が下駄箱に入らないという不思議なことが起こるかもしれません。

そんなときは、お子さんとどうしたらいいか考えましょう。

例2.誰が一番雑巾を汚くできるかゲーム

時間やエリアなど、細かいルールを決めてやってみましょう。

どんなところが汚れやすいのか、普段は考えてもいなかったお子さんが、汚れているところはどこなのか、家中を見回すことになります。

庭もエリアに入っていた時に、お子さんがあっというまに雑巾を泥だらけにしてくるかもしれません。

それは、お子さんの機転が利いたということになるので、褒めてあげてくださいね。

ルール違反をしておらず、親御さんが想定していない動きをお子さんがしたときは、驚いた気持ちをしっかり伝えてあげてください。

いつもと違う家を体験することは、脳に刺激を与えることになるので、お子さんにも親御さんにもいいことです。

他にどんなことで遊べるのか、お子さんに考えてもらうのもいいですね。

不登校のお子さんにも、親御さんにも、視点を変えるといつもと違うことが見えてくる、ということを体験していただけたら嬉しいです。

それでは今日も、楽しい1日をお過ごしください。

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