心理カウンセラーのブログ

ゴールデンウイーク前後はみんな辛い

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こんにちは。不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。

もうすぐ、ゴールデンウイークですね。

それは、新年度には入ってから1カ月が経つということでもあります。

あなたは、どのように1カ月を過ごしてきたでしょうか。

さて、先日ネットを見ているときに、高校の口コミサイトにたどり着きました。

そこには、

・こんなはずじゃなかった
・地元の高校を受験すればよかった
・制服が嫌
・中学に戻りたい
・毎日泣きながら帰ってます
・なんでみんな、楽しそうなんだろう

という内容が書かれていました。

新1年生の心の叫びだな、と感じました。

その心の叫びに、

・楽しそうに見えて、みんな、心の中で辛いって思っているよ。
・あなただけではないよ。みんな手探りだよ。
・もう少しすれば学校生活に慣れるから、もう少し頑張って。

と、先輩からのコメントもありました。

右も左もわからない中、早く学校に慣れようと、毎日が緊張の連続の1年生。
でも、そこで耐えて毎日学校にきているうちに、体調がよくなったよ、という先輩。

経験者の言葉は、何よりも説得力があります。

そこで、毎日頑張って学校に行くぞ、と、決意をしたあなた。

踏ん張ってが学校に行っていると、ゴールデンウィークが待ち遠しくなりますよね。

ゴールデンウイークまで頑張れば、学校に行かなくてもいいんだ。学校は休みだ。
思いっきり、眠ることができる。

という、思いが湧いてきますよね。

心がしんどいな、と思っているあなたは、ゴールデンウイークの間に、心を元気にしよう。と思っているでしょう。

そして、ゴールデンウィークを楽しく過ごすことができました。

ゴールデンウィーク明け。学校に行きたくないと思っているかもしれません。

それは、ゴールデンウィーク前に、辛い思いをしていたからなんです。

ゴールデンウィークを楽しく過ごしていた分、辛い思いをしたことは、鉛のように重たくのしかかってきます。
また、あの辛さを味わうのか、と思うと、学校に行きたいとは思いませんよね。

そんな時は、

先輩のコメントを思い出しましょう。
先輩が乗り越えられてのだから、あなたも乗り越えられます。

みんな辛いと思っていることを思い出しましょう。
あなたは、あなただけが辛いと思っているのかもしれませんが、みんな辛いと思っています。
ゴールデンウイーク明けは、もっと休みがあればいいのにと思っています。

合格した時のことを思い出しましょう。
あなたが通っている学校に合格したときの喜びを思い出しましょう。

同じ時間を過ごすとき、
むすっとした顔で過ごしたいですか?
楽しんで過ごすのと、どちらがいいですか?

あなたの気持ち一つで、同じ時間がいかようにも変えられるのです。
楽し気持ちで過ごしたいでね。

最後になりますが、親御さんは、お子さんのことを暖かく見守ってください。

少しでも元気がないなと感じたら、心のうちにある気持ちを、吐き出させてあげましょう。

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