不登校カウンセリングセンターの西浦まゆみです。
不登校の初期対応は大切です。
しかし、親の私たちからすれば、唐突にわが子が学校に行きたくない、
学校に行かない、お腹が痛い、頭が痛い、朝起きれない・・・など言われるため、
どう対応していいのかわからず間違った対応をしてしまいことも少なくはありません。
不登校は年々増加傾向にあるとはいえ、
できれば不登校にはなってほしくない、
まさかうちの子が・・・と言う思いがあり、心の準備もない中で、
どう対応したらいいのか戸惑うには当たり前のことです。
また、わが子もまさか自分が学校に行けなくなるとは思ってもいなく、
学校が怖くなったり、学校に行くのが憂鬱になったり、
学校に行こうとしたら体調が悪くなるのに戸惑ってもいます。
そんなわが子に対してNGな対応をしてしまうと
わが子は不登校になってしまうし、不登校が長引く可能性があります。
不登校の初期対応でNGな対応は、
わが子の話を聞かずに否定的な言葉掛けや無理やり学校へ行かせようとする行為です。
わが子が学校に行きたくないと言ってきた時に、
「何を言っているの、学校は行かなければいけないでしょう」
「ズル休みはダメよ」など
わが子の話を聞くことなく、否定的な言葉掛けをしないことですね。
また、一見わが子に寄り添っているような言葉掛けで
「行きたくないなら、無理して学校に行かなくてもいいよ」と言う言葉掛けも
NGな対応になります。
なぜなら、わが子は学校に行きたくないわけではなく、
行きたくても行けないからです。
行きたくないなら無理して学校に行かなくてもいいと言う言葉は
親のあなたにしてみれば、わが子を思って言ったにも関わらず
わが子によっては親のあなたに突き放されたような、
見放されたように受けとってしまう時もあるので使わないほうがいいのです。
わが子が求めているのは、学校に行きたくてもいけない気持ちをわかってほしい、
こんな自分は嫌だと自己否定している自分をどうにかしてほしいと言う思いです。
それをわかろうとしないで、親のあなたの価値観で話されると
わが子は自分のことをわかってもらえないと否定的に捉えてしまい、
不登校になっていく可能性が高くなるので、
不登校のNGな初期対応を意識していくことが大切です。
意識してくださいね。
不登校のことで気になることがありましたら、気軽の相談してください。
大切なことはひとりで抱え込まないことです。