こんにちは!
不登校カウンセリングセンターの黒瀧素子です。
子育て中のあなたは、
わが子が不登校や登校しぶりで学校に行けない日が続いていて不安な日々そ過ごしていませんか?
そんな中、わが子は完璧主義だなぁと感じることはありませんか?
子どもが完璧主義の傾向があるときに、こんな言葉を言うことがあります。
・ルールを守らなければならない
・できなければいけない
『○○が完璧にできないないといけない』、もしくは『絶対にこれはやってはいけない』と思い込んでいる不登校のお子さんがいます。
でも、完璧であるということは無理なことなので、完璧でなければいけないと思えば思うほど子どもは苦しくなります。それで、学校へ行けなくなってしまう子どももいるのです。
どうして完璧主義になってしまうのでしょうか?
完璧主義が加速してしまうのは、失敗を恐れているからです。
大人が子どもの失敗を
「なんでこんなことするの!」
というような言葉で責めたり否定したりが続いていると、
「失敗してはいけないんだ」
との思いがどんどん大きくなっていってしまいます。
失敗を恐れるようになると、人前で発表することや挑戦することをいやがるようになるなど、
自分の人生を自分で切り開いていくことができなくなっていきます。
このように失敗を恐れないようにするためには、
小さいうちから失敗したときの対処法を身につけることが大切です。
そのためには、転ばぬ先の杖にならないように、失敗をたくさん経験させることなのです。
そして、親にひどく叱られた経験ががあることで、失敗したら嫌われると感じているケースもあります。
なので、無条件の愛を表現して、
「どんなことがあっても、あなたのことは嫌いになることはないよ」
と安心させてあげてくださいね。
そしてほめるときには、結果よりも過程をほめる、といいうことを意識してくださいね。
まとめると、
行き過ぎた完璧主義は子ども自身を苦しめることになるので、
そうならないために子育てで気をつけたいことは、
・失敗をどんどん経験させて、失敗に自分で対処できるという自信をつけさせる
・無条件の愛を表現して、安心安全の基地を作る
・ほめるときは、結果ではなく過程をほめる
です。
あなたの子育ての参考になれば幸いです。