こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
あなたは子どもに対して「こうした方がいいよ」「こんな時はこうすればうまくいくよ」といった提案をすることはありませんか。
親としては、子どものためを思って提案しているつもりが実は子どもの可能性を狭めていたり、自分で判断して行動する力を奪っていることもあるのです。
たとえば、子どもがお菓子の袋を開けようとして開けられない時、すぐにやり方を教えるのではなく、しばらく見守ってあげると、子どもは工夫しながらやり方を考えます。
親が待てずにイライラして「それはやり方が違う」と言っていると、子どもは間違ったやり方をすることを恐れて、自分で考えないようにして、親の指示待ちになったりします。
親ができるだけ指示や提案をせず、子どもが自分で考える時間を持てるようにすることで、自分で行動する方法を見つけることができるようになり、不登校の解決にもつながります。
子どもに正しいことを教える前に、子どもの考え方、やり方を尊重して行動を見守ってあげることが大切です。
何をすればいいのかわからない、わが子に対してどのように接したらいいかわからないという時は、ぜひカウンセラーに相談してみてください。