心理カウンセラーのブログ

子どもを怒ってしまう時は、あなたの「○○じゃなきゃいけない」に気づくチャンス

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こんにちは!
不登校カウンセリングセンターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。

子育て中のあなたは、
子どもに何かやらせようとして、
動こうとしない子どもに怒ってイライラしてしまうことはありませんか?


「宿題をはやくやりなさい」

「学校の準備はしたの?」

イライラしてこんな言葉を子どもにかけてしまう時は、まずおちついてひと呼吸おきましょう。

子どもがどうして動かないのか?を子どもの立場に立ってよく考えてみましょう。

そして、あなたはどうして怒ってしまうのかを考えてみましょう。

怒ってしまうとは、怒りの感情が出ているということですよね。感情が動くということは、そのもとになる観念があるということです。観念とは主観的なものごとのとらえ方・価値観のことです。

子どもを怒ってしまう時に、そこには親であるあなたのどんな観念がかくれているのかをみつけるチャンスです。

もしかしたら、親のあなたの中には、


・子どもは親の言うことをきくものだ

・子どもには親の言うことをきかせなければならない

・子どもにいうことをいうことをきかせられないなんて、親としてはずかしい

といった思いはありませんか?でも、本当にそうなんでしょうか?親のあなたが子どもの時に、親の言うことをずっと素直にきいてきたでしょうか?人間は成長するにつれて、自我というものができてきます。自我ができてくると、親の言うことが素直にきけないこともあったのではないでしょうか?
子どもにいうことをきかせなければならないと考える親もいれば、子どもの気持ちを考えて寄り添っていきたいと考える親もいますよね。親の考え方は様々、一人一人違いますね。このような主観的なものごとのとらえ方・価値観・思い込み・レッテルを観念といいます。

『子どもは親の言うことをきくものだ』『子どもには親の言うことをきかせなければならない』という観念を持っているということは、親の方が立場が上だという観念を持っているのではないでしょうか。

子どもも大人と同じパーソナリティをもつ一人の人間。大人も子どもも人間としての価値は平等です。子どものことを一人の人間として認めて接することが、子ども自身が自分は大切な存在なんだ、自分は存在価値のある人間なんだと思えるようになることにつながるのです。そして子どもは自分に自信が持てるようになるのです。

「宿題をはやくやりなさい」と言ってしまうのは、子どもが宿題を早い時間に終わらせた方が親が安心できるからではありませんか?つまり、親自身が安心したい、親自身のために言っている言葉ということになります。
宿題は子どもがやること、子どもの問題なのです。やらなくて困るのは子どもです。やらないとどうなるかを親から伝えることはしてもいいですが、やるかやらないか、またはいつやるのかは、子どもの年齢にもよりますが子どもが決めること。

子どもが決めたことを尊重すること、もし宿題をやらないことがあっても、学校で先生に怒られる、休み時間が少なくなるなど、結果まで体験させることが子どもが自分の問題として考えることにつながります。
親が手を貸して子どものことを手伝いすぎると、子どもは失敗したときに親のせいにしてしまうこともあるのです。

「学校の準備はしたの?」と親がつい声をかけてしまうのも、次の日の学校の準備を子どもが終わらせていた方が、親が安心するからではありませんか?決して言ってはいけない、ということではないのですが、言わなくてもできる力を子どもが持っているのに、発揮できていないのは、親が声をかけてしまっているからかもしれません。子どもの年齢等にもよりますが、声をかけなくても子どもが自分でできるように、子どもと話し合ったり、仕組みを作ってみたりしてみてはいかがでしょうか。

自分がどんなことで子どもに怒ってしまっているのか。

自分はどんな観念を持っているのか。

自分の観念に気づいたら、はたしてこの観念は自分を幸せにするのか?子どもを幸せにするのか?を考えてみて下さいね。そして、自分の観念が自分を家族を周りの人を幸せにするものでなければ、幸せにする観念に書き換えていきましょう。

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