心理士のブログ

わが子を他の子と比べて苦しくなる時には

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比べるよりも、わが子を見つめよう

こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得です。

世の中には、いつも自分より恵まれている人がいます。
「どうしてあの人はうまくいっているのだろう」
「どうしてうちの子は…」

そんなふうに、つい他の人と比べてしまうことは、誰にでもあるものです。

けれど、もし親がいつも周りの人と自分を比べて、
「うらやましい」「なんでうちはこうなんだろう」
と不満ばかり口にしていたら、子どもはどう感じるでしょうか。

子どもは、親の考え方や感じ方をとてもよく見ています。
親が他人をうらやんだり、ねたんだりしていると、
子どもも同じように「自分は足りない」「自分はダメなんだ」と
感じてしまうかもしれません。

本当は、そんな必要はないはずです。

比べること自体は悪いことではない

とはいえ、
「人と比べないで生きよう」と言っても、
それはなかなか難しいものです。

人は誰でも、周りの人との違いを感じながら生きています。
自分と他人を見比べることで、
「人それぞれ違うんだな」と気づいたり、
物事を多くの視点から見る力が育ったりすることもあります。

だから、比べることそのものが悪いわけではありません。

大切なのは、
比べたあとに、どんな気持ちを持つか
なのです。

他の子より「優れている子」は必ずいる

世の中には、
勉強が得意な子
運動が得意な子
人付き合いが上手な子

いろいろな子がいます。

どんな子であっても、必ず「もっとできる子」はいます。
もしそれを気にして、いちいち落ち込んだり嫉妬していたら、
心が疲れてしまいます。

多くの場合、他の子がうらやましく感じるのは、
わが子の「できていないところ」ばかりを
見てしまっているときです。

でも、どんな子にも、
必ずその子なりの良さがあります。

・優しい
・好きなことに集中できる
・自分のペースを大切にできる
・感受性が豊か

そんな長所に目を向けてみると、
「この子にはこの子の良さがある」
と自然に思えるようになります。

そうなれば、他の子と比べても
「違い」ではなく「個性」として見られるようになるでしょう。

子どもの人生は、子どものもの

親として忘れてはいけないことがあります。

それは、
子どもの成功も失敗も、その子自身のもの
だということです。

子どもの人生は、親の人生ではありません。

親の願い通りにいかないこともあるでしょう。
遠回りをすることもあるかもしれません。

それでも、子どもが自分の人生を歩んでいくことが
何より大切なのです。

思春期は「自分とは何か」を探す時期

子どもが成長し思春期になると、
「自分とは何者なのか」
と悩むようになります。

自分の将来、
自分の価値、
自分の居場所。

多くの子どもが、そんなことを考えながら
迷い、揺れ動きます。

不登校の子どもも、
ただ怠けているわけではなく、
自分なりにいろいろな葛藤を抱えていることが少なくありません。

そんなとき、親の役目は
子どもを急かすことでも、
答えを押しつけることでもありません。

子どもが自分の特性に気づき、
自分らしい道を見つけられるように
そっと支えることです。

子どもの話を聞く時間をつくる

そのために、とても大切なことがあります。

それは、
子どもの話をしっかり聞くことです。

特別な時間を作らなくても大丈夫です。

・車で移動しているとき
・一緒にご飯を食べているとき
・寝る前のちょっとした時間

そんな何気ないひとときの方が、
子どもは案外、本音を話しやすいものです。

そして、話を聞くときに大切なのは
先回りしてアドバイスをしたり、
親の考えを押しつけたりしないこと。

ただ、
「そうなんだね」
「つらかったんだね」
と耳を傾けることです。

「受け入れられている」と感じることが力になる

親が真剣に話を聞いてくれると、
子どもはこう感じます。

「自分は大事にされている」
「自分はこのままで受け入れてもらえている」

この安心感こそが、
子どもが前を向いて歩き出すための力になります。

不登校という状況に焦りを感じることもあるでしょう。
でも、子どもにとって一番の支えは、

自分を丸ごと受け入れてくれる親の存在です。

比べることよりも、
評価することよりも、

まずは、
目の前のわが子をそのまま見つめること。

親ができる一番のサポートは、
その歩みを信じて、
そっと寄り添うことなのかもしれません。

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