
今日も、学校に行けなかった。
こんにちは、不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。
お子さんが不登校になると、不安が募ります。
頭痛、腹痛などの体調不良がよくなれば、また、学校に行けるようになるだろう。と様子をみている時期もありましたよね。
・今日、1日休めば、明日は学校に行けるから
・今日、YouTubeを見て過ごせば、明日は学校に行けるから
・今日、ゲームをやれれば、明日は学校に行けるから
不登校のお子さんを支えている親御さんは、明日は学校に行けるから。という言葉に弱いです。
何度も何度も言われていると、
・どうせまた行けないんでしょ
・どうせ口先だけでしょ
という気持ちになってくるのです。
お子さんのことを信じたいけど信じられない、という気持ちになっていきますよね。
親御さんの観念(主観的価値観)によっては、自分の子どもを信じることができないなんて、なんてひどい親なんだろう、とご自身を責めてしまいます。
親御さんがご自身を責めていると親御さんの気持ちはどうなるでしょうか。
普段のモチベーションを50点としましょう(最高得点は100点)。
・お子さんが口先だけだっと、落ち込み、モチベーションが40点に下がります。
・自分はお子さんのことを信じていないと自分を責めモチベーションが30点に下がります。
モチベーションが下がったまま、仕事に行くとどうなりますか?
毎日している慣れた仕事でも、イージーミスをすることがありませんか?
モチベーションを安定させておくことは、とても大切なことなのですね。
お子さんが不登校のときは、お子さんの態度、感情に親御さんの気持ちも引っ張られてしまいます。
学校に行って欲しい、という気持ちが強いため、お子さんが学校に行けなかったと落ち込むことになるのです。
落ち込んだまま仕事に行けば、仕事の効率は悪くなっています。イージーミスが増えて、自分で自分の仕事を増やすという悪循環の中に入ってしまうのです。
では、落ち込まないように、モチベーションを保つためにはどうしたらいいのでしょうか。
それは、できていることに目を向けていくことです。
例えば、不登校のお子さんと60分のウォーキングに行こうとしています。
お子さんは、20分経ったところで、もう帰るわ、と帰ってしまいました。
この時、親御さんはどんな気持ちになりますか?
・60分ウォーキングできなかった
・20分しかウォーキングができなかった
・20分はウォーキングができた
・20分もウォーキングをした
親御さんの気持ちはどれに近いですか?
また、どの考え方が、親御さんのモチベーションを下げることなく、安定させたままでいられますか?
親御さんは、どの考え方でいるほうが、1日安定した心で過ごすことができますか?
モチベーションを安定させたままでいられるのは、
・20分はウォーキングができた
・20分もウォーキングをした
という考え方の時ですよね。
不登校のお子さんが、60分のウォーキング予定を20分でやめた。
という出来事は変わらないです。
出来事に対しての感じ方は、人それぞれ違います。
同じ出来事に対して、否定的に見ていくのか、肯定的に見ていくのかで、親御さんのモチベーションが変わるという事なのですね。
親御さんが
・60分ウォーキングできなかった
・20分しかウォーキングができなかった
という感情に囚われて、モチベーションが下がり、イライラしやすくなっていれば、不登校のお子さんは、今日の親には関わってはいけないと、そっと逃げていくようになるのです。
親御さんのイライラに気づいて、自分が20分しか歩けなかったからと、自分を責めるようになってしまうのです。
責められていると辛くなってきますよね。
不登校のお子さんは、すべて自分が悪いんだ。
自分のせいで親御さんがつらそうなんだ。
と、自分を責めてしまいます。
人から責められてもつらいのに、自分で自分を責めるのは、本当に辛いです。
お子さんが、自分で自分を責める状況を、親御さんが作らないようにしていきましょう。
そのためには、
親御さんの言う通りに動けていなくても
親御さんの思う通りの状態になっていなくても
現実をそのまま見て、出来ていることに目を向けていきましょう。
出来ていることに目を向けて、親御さんの気持ちが安定していれば、親御さん自身もお子さん自身も楽です。
親御さんの気持ちもお子さんの気持ちも、前向きになっていきます。
気持ちが前向きになっていけば、自信もでてきます。
自信が出てこれば、学校に行こうと思えるようになってくるのです。
ですので、出来ていることに目を向けて行きましょう。
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最短で不登校を解決する方法とは? 《医師・不登校専門心理士(元スクールカウンセラー)監修》