
なぜだか調子がいいようなんです。
こんにちは、不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。
カウンセリングをしているときに、親御さんが驚いたようにお話をしてくださることがあります。
・今週は調子がいいんです
・元気になってきました
・課題に取り組めています
などなど。
親御さんの表情も、いつもよりも柔らかくなっています。
親御さんは、どうして不登校のお子さんが変わってきたのか、理由がわからないと言われます。
不登校のお子さんの調子が悪くなれば、理由を知りたいと強く思うのですが、よくなったことに対しては、悪くなった時よりも理由を知りたいという気持ちは、弱い印象です。
不登校のお子さんは、お子さんなりにこれからどうしたらいいのか考えています。
その中で、
・親を心から信頼できる
・親は心から応援してくれている
・親は自分のことを愛してくれている
・どんな自分でも親は受け入れてくれている
・親は自分の気持ちを分かってくれている
ということを思えているお子さんは強いです。
外に飛び出して、どんなにボロボロになっても、家に帰ってこれば復活できるということを知っているからです。
例えば、アンパンマンです。
アンパンマンがジャムおじさんのパン工場に戻れば元気になるのと同じなのです。
不登校のお子さんが
・学校も嫌だけど親も嫌
・学校に行くと、親の期待が大きすぎる
・学校に行くと、親からあれもこれもやれって言われる
と、感じていたらどうでしょう。
学校も、家も苦しい状態になります。
お子さんが不登校になったとき、親御さんもすごくすごく傷つきます。
自分の辛さなら、自分が踏ん張ればいいことですが、子どもとはいえ別の人格です。
親御さんの思う通りに動きません。
不登校のお子さんの辛さを全部自分が受けたい。それでお子さんが元気になって学校に行けるのなら、いくらでも自分が苦しむと、思われた親御さんも多いのではないでしょうか。
親御さんは、とってもお子さんのことを愛しているのに、その愛がお子さんに届いていないのです。
親御さんの愛情表現がうまくできていないのかもしれません。
お子さんが愛情表現の受け取り方がうまくできていないのかもしれません。
この、ズレを正しい位置にすることで、親子の愛情がスムーズに流れ始めます。
親子の愛情がスムーズに流れていくには、不登校のお子さんが変わることを願うよりも、親御さんが行動していくことです。
なぜだか、調子よさそうなんです。と不思議そうに言われる親御さんに、親御さんが変わったからですよ。とお伝えするとビックリされます。
ビックリされながら
・自分だけはウォーキングしています
・夫婦喧嘩をしなくなりました
・あれしなさい、こうしなさい、と言わなくなりました
・子どもの話を途中で切らずに最後まで聞いています
・不登校の状態を受け入れられるようになってきました
・ダメなもはダメと言えるようになりました
・今やるべきことは何なのか、必要性を伝えることができました
などなど、親御さん自身の変化に気づかれるのです。
不登校のお子さんにも、親御さんにも感情には波があります。
不登校のお子さんの感情が下がっても、親御さんが引っ張られないようにしていけばいいのです。
親御さんの感情が下がったているときは、深呼吸をしてから行動していくようにしましょう。
お子さんの動ける力、心の力を信頼していきましょう。
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最短で不登校を解決する方法とは? 《医師・不登校専門心理士(元スクールカウンセラー)監修》
