心理カウンセラーのブログ

不登校 家を快適にする大切さ

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不登校カウンセリングセンターの青芝夏樹です。

お子さんが不登校になって、1か月以上経つと本格期に入ってきます。

本格期では、行かないといけないことは分かっているが行けない時期です。

親御さん以上に、お子さんは、「このままどうなるんだろう」と不安に思っています。

不安に思っているのに、親御さんがさぼっていると思ってプレッシャーを与えると悪化してしまいます。

親に素直に話すこともなくなってきます。

ここですることは、家を快適にするということです。

家を建てるとき、基礎はしっかりしますよね。基礎がしっかりしていないと、その上に建てた家は傾いてしまいます。不登校も同じです。

家を快適にして、お子さんが飛び立つとき崩れないようにすることが大切です。

では、どうやって快適にしたらよいのでしょうか?

物理的な快適さではなく、精神的な快適さが大切です。

つまり、親の価値観を押し付けるのでなく、気持ちをわかってあげることです。

では、快適にしているつもりなのですが、お子さんは快適に思っているのだろうか?

調べる方法があります。

前にもお話した点数化です。

家の快適度は100点満点中、何点? と聞いてみましょう。

場所別に聞いてみてもいいかもしれません。

自分の部屋の快適度、リビングの快適度、トイレの快適度、庭の快適度、家の周りの快適度など。

リビングの快適度が40点なら、60点分のマイナス点の理由を聞いてみてください。

リビングはお父さんがいるときがあるから等とか理由が出てくるかもしれません。

事別に聞いてみてもいいかもしれません。

勉強の快適度、食事の快適度、ゲームをしているときの快適度など

マイナス点がわかったら、改善して70点以上になるようにしてください。


70点以上なら合格なので、動き出すように働きかけをしてもよいでしょう。

30点以下なら、赤点です。できるだけ早く改善してください。

どうしたらよいかわからない場合は、カウンセラーや相談員に聞いてください。近くで見つけることができなかったら、当発達障がい支援センターにご相談ください。

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