子どもが不登校と言えない・・・
こんにちは、不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。
日は気持ち長くなってきましたが、寒さは厳しくなっていますね。
インフルエンザが流行っているので、不登校のお子さんも、支えている親御さんも気を付けてくださいね。
不登校のお子さんも、親御さんも、精神的にストレスを抱えているので、免疫力は低下している可能性が高いです。
具だくさんのあたたかい味噌汁と、あたたかいお風呂と、しっかり眠ること。
さらに、太陽を浴びながら散歩ができれば、精神的にもリラックスできていいですよ。
さて、年末年始や成人の日前後の三連休で、親戚に会いましたか?
親戚に久しぶりに会ったときに、お子さんが不登校だと言えましたか?言えませんでしたか?
お子さんは、おじさんやおばさんに、学校どうだ。勉強頑張っているか?宿題はちゃんとやれよ。
と、言われた時、どのような反応をしていたでしょうか。
親戚にも不登校のことを相談したい、と思える人がいればきっと相談しているでしょう。
できることなら、知られずに無難に過ごしたいと思いますよね。
ですので、親戚に会うと、学校の話になるから会うのをやてめいる場合もありますね。
お子さんが不登校のことを話せないのはでどうしてですか?
・不登校のお子さんが傷付くから
・学校に行けと親戚から言われるのがイヤだから
・親御さんが親戚に責められるから
色々な理由がありますよね。
親戚付き合いもそのご家庭で違っていますから、不登校へのお子さの対応もそれぞれ違ってきます。
親戚に不登校のことを話せないことに、子どもが不登校なのははずかしい、という気持ちが親御さんの中にはありませんか?
あるわけがない!と思いましたか?
すこしあるかもしれない、と思いましたか?
あります、と思いましたか?
不登校のお子さんの親御さんが、お子さんが不登校なのははずかしいと少しでも思っているのなら、はずかしいと思う理由は何なのか考えてみましょう。
心のどこかに、学校に行かないなんてダメなことだ。というような気持ちがあるのではないでしょうか。
学校に行かないのはダメなこと。という気持ちが、
不登校のお子さんのことをどこかで内緒にしておきたい、という気持ちになっているのかもしれません。
そうなると、不登校のお子さんのことを内緒にしておきたいという気持ちは、お子さんを親戚の人からの言葉や態度から守るというよりも、親御さん自身を守ることに動いていることになります。
お気持ちはよくわかります。
私も不登校児の親でした。
親戚には話をしていませんでした。
不登校であることを、卑下する必要はないのです。
それは十二分に分かっていることなのに、なぜか、
知られてはいけない
恥ずかしいこと
と思ってしまいますよね。
日本の文化が、
学校に行くのが当たり前
みんな同じ方向に向くのが当たり前
個性豊かな人は叩かれる
というところがまだあります。
親御さん自身が気づけないところで、気づかないうちに、学校に行くのは当たり前、という観念(主観的価値観)を持っているのですね。
親御さんは今、不登校のお子さんの辛さを理解しています。理解しようとしています。
親御さんは、ご自身のことではないので、なんとかしてあげたくてもできなくて、ジレンマになり辛い思いもされてきていますよね。
親子で不登校に対して取り組んでいるのです。
ですので、不登校のことをはずかしいと思わなくてもいいのです。
今は以前よりも、色々な受け入れの場ができています。
お子さんにあった場所を探すという方法もあるのです。
我が子は大丈夫、なんでも吐き出してごらん、という気持ちで、親御さん自身がど~んと構えてください。
少しでも早く学校へ行って欲しい、と思うのならなおさら、ど~んと構えてすべてを受け止める覚悟を決めてください。
焦りや恥ずかしさを捨ててください。
そうすることで、お子さんも親御さんを信頼できるようになり、親御さんに話をしてくれるようになります。
親御さんの気持ちを誰かに受け止めて欲しいという時は、いつでも不登校カウンセリングセンターの心理カウンセラーがよりそうことを覚えておいてくださいね。
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思いっきり伸びをして、身体の力を一気にぬいてください。
頑張っている自分自身を褒めながら、1日をすごしてくださいね。