心理カウンセラーのブログ

子どもに望ましい行動をしてもらうには

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 こんにちは、
 不登校カウンセリングセンターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。

 

 あなたは子どもが同じことを何度言ってもやってくれなくて、言わなくてもちゃんとできるようになって欲しい、いちいち言わなければできないとイライラする、ということはありませんか。

 そのような時、あなたはどのように対応しますか。

 

 指示してもできない時、子どもにはそれができない理由があるはずです。

 理解していないこともあれば、たまたま忘れていたり、わかっているのに何度も言われるからやる気をなくしているかもしれません。

 

 まずは子どもの状況、子どもの気持をわかってあげることが大切です。

 そして、子どもをコントロールしようとするのではなく、子どもを信頼してあげることで、子どもは親の言葉を受け入れやすくなります。

 たとえば、部屋から出るときに電気をつけっぱなしにすることが多く、何度注意しても消していないことが多いという時、毎回怒ったからといって改善するものではありません。

 なぜ電気を消す必要があるのかわかるように説明する。

 

 「電気消しなさい!」ではなく「電気消してきた?」と確認する質問にする。

 たまに消し忘れる程度なら何も言わずに放置する。

 など、状況や子どもの性格に合わせて対応を工夫することで、子どもは自ら気づいて行動できるようになります。

 

 「この子はこんなこともできない子」と考えるのではなく、子どもを信頼し、子どもが自ら気づいて行動できるように見守ってあげることが大切です。

 そうすることで子ども自身が自分の行動を選択できるようになり、不登校の解決につながります。

 

 何をすればいいのかわからない、わが子に対してどのように接したらいいかわからないという時は、ぜひカウンセラーに相談してみてください。

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