こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
あなたはお子さんのゲーム依存をやめさせたいと思ったことはありますか。
ゲームに夢中になって勉強が手につかなくなり、昼夜逆転し、課金が膨らんでいき、など子どものゲーム依存に頭を悩ます方が多くいます。
ゲーム自体が悪いわけではありません。
ゲームを通じて学べることがたくさんありますし、不登校の子どもにとってはオンラインゲームで他人と関わることで外の世界を知るための数少ない機会の1つだったりします。
家からゲーム機をなくせば、ゲームはしなくなりますが、無理にゲームを取り上げては親子の信頼関係が崩れることがありますし、ゲーム機がなくなるだけでは問題解決にならないからです。
ゲーム依存治療のために入院した子どもが、治療を終えて家に帰ってきてしばらくすると再びゲーム依存になったという話もあります。
ゲームができない環境を作ったとしても、何もやりたいことがない、ゲームよりももっとやりたいことがない、という状態では、ゲーム依存の問題は解決しません。
子どもがゲーム以外のことに目を向け、ゲームから離れるには、親は子どもがやりたいことを自由にできる環境を与えてあげて、親自身が毎日を楽しく生き生きとして過ごす姿を見せてあげることが大切です。
自由に振るまえる環境があれば、子どもは自然と自分のやりたいことを見つけ、何かに夢中になります。
ゲームをやめさせるということにとらわれすぎず、子どもがやりたいことができる雰囲気を作ることができれば、自然とゲーム依存は解消していきます。
何をすればいいのかわからない、わが子に対してどのように接したらいいかわからないという時は、ぜひカウンセラーに相談してみてください。