こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
あなたは、朝、子どもが起きてくれなくて困ることはありませんか?
今回は、子どもをどうやって起こせばいいのかということについて考えてみたいと思います。
1. 朝の課題に直面する親御さんへ
子どもが朝、なかなか起きない―これは多くの親の悩みです。
自分では起きてこない子どもに対し、どのように対応すれば良いのでしょうか?
やさしく声をかけても起きてこないので、布団をはがしたり、目覚ましを耳元で鳴らしたり、何度もゆすってみたり、あの手この手で起こそうとするという方は多いのではないでしょうか?
早くしないと学校に遅れるという焦りや、なかなか反応してくれないイライラから、ついつい強引に起こそうとしがちになることはありませんか。
2. 強引な対応は逆効果
しかし、焦りやイライラからくる強引な方法は、子どもにとって逆効果。
攻撃的な声やイライラした態度は、子どもの抵抗感を引き起こし、かえって起きるのが嫌になります。
3. 気持ちの安定が鍵
起こそうとする時の親の気持が安定していることが、子どもにとっても大切です。
焦ったりイライラしたりせず、穏やかでやさしい声で接する方が子どもが自分の意志で起きられるようになります。
4. 正解はないけれど、愛着関係が大切
朝、子どもが起きられないという問題にはどうしたらいいという正解が実はありません。
正解がないというよりは、子どもによって、何度も声をかける方が良い場合もあれば、1、2回声をかけて少しほっとく方が良い場合もあり、それぞれ起きやすい方法が違うからです。
その日必ず遅刻せずに行かなければならないのか、遅刻しても休んでもいいのかによっても対応は変わるでしょう。
ただ、どんな場合でもイライラせず、穏やかでやさしい声で接することが大切です。
朝、起きないことに対してイライラせず、親子の愛着関係を築くことを意識しましょう。
焦ったりイライラしたりする気持ちを手放した穏やかな対応が、子どもに安心感を与え、親子の愛着関係を築くことになり、子どもが自然に起きられるようになることにつながりますす。