不登校カウンセリングセンターの青芝夏樹です。
「これからどうするの?」
こんな言葉をお子さんに投げかけていませんか?
家でゲーム三昧の日々。昼まで寝ている。昼夜逆転。勉強もしない。
卒業が迫っている。
こんな状況が続いていると、聞きたくなりますよね。「これからどうするの?」
家を快適な状態にしているのは、エネルギーを貯めて動き出してもらうためです。
しかし、不登校のお子さんにとって、「これからどうするの?」は非常につらい質問になります。
自由に答えてもらうのはオープンクエッションです。考えることをしてこなかったお子さんには、非常に答えづらいのです。
クローズドクエッションにしましょう
つまり、選択肢を与えます。AにするかBにするか?
また、今答えてもらうではなく、少なくとも1か月後とかにしてください。
今、中学2年生なら、「3年生になったらフリースクールに行くか、保健室登校にするかどちらにするか考えておいてね。」
高校生で留年が決まっていたら、「3月の終わりになったらもう一度同じ学校でやり直すか、学校を変えるか考えておいてね。」
などです。
まとめ
「これからどうするの?」は禁句
1か月以上後に、選択肢を与えて、自分で決めさせること