心理カウンセラーのブログ

不登校、早起きするにはどうしたらいい?

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こんにちは、不登校カウンセリングセンターの神谷今日子です。

あなたは、不登校の子どもが早起きしなくて悩んでいませんか?


不登校の子どもは、昼夜逆転することもあり、なかなか早起きが難しいですよね。

そんな時にどうすれば、不登校の子どもが早起きできるようになるのでしょうか?
今日は、不登校の子どもが早起きするための方法をいくつかご紹介します。

1.夜はスマホやインターネット、ゲームなどを断つ


夜遅くまで起きていると、早起きは難しくなります。
ただ、スマホやインターネット、ゲームは楽しいですよね。

ですから、子どもの意思によって我慢させるというよりは、できないような環境にしておくことがおすすめです。
私の例でいうと、スマホでYouTubeを見始めると、3分超えた時に使用制限が出るようになっています。
また、夜も、寝る時間ですと表示されるような設定にしています。
こうしておくことで、やりたいけど我慢!ということがなくなり、できないならしょうがない!となります。
親御さんも注意しなくて済むので、楽です。

どうしても、勉強のためにインターネットが必要なこともありますが、早起きのためには、夜は使用できないように制限していきましょう。


2.朝や昼に楽しみがある


朝や昼に楽しみがあると、早起きはしやすくなります。

休みの日で、出かけたいところに出かけられる日は、早起きできることってありませんか?
私は、昔、よくありました。

こんな風に、朝や昼に楽しみがあると、早起きしやすくなります。

一方で、家で、お父さんとお母さんが喧嘩をしていたり、行きすぎたしつけをしていたりすると、子どもは昼起きていることが辛くなり、早起きは難しくなります。

朝や昼に楽しみを作るためには、精神的な居心地の良さが重要です。
安心感だったり、自分の選択や気持ちを尊重してもらえたり、笑顔を投げかけてもらえたり、楽しく会話できたり…。

一方、物理的な居心地の良さは、たくさん与えても、なかなか不登校の解決には至らないことも多いです。
自分1人で好き勝手できる部屋、食べたいお菓子を好きなだけ食べられる、いつでも寝れる、テレビ・ゲーム・インターネットし放題、お小遣いもらい放題…。
これらは、与えられ続けると、どんどん学校の環境とは遠ざかっていき、登校するための生活リズムが身につかなくなっていきます。

3.栄養をきちんと摂る


例えば、鉄分やたんぱく質といった栄養が不足すると、夜眠りづらくなり、朝も起きづらくなります。
起立性調節障害といったものも、栄養療法で改善するケースもあり、それだけ朝起きられることと栄養は大切になります。

私も、炭水化物中心で、お菓子をたくさん食べるような生活をしていた時は、身体が重く、なかなか朝起きることができませんでした。

ですから、バランスの取れた食事も、不登校の子どもが早起きする上で大切な要素の一つとなります。
また、サプリメントを活用しても良いです。


4.朝は日光を浴び、朝ご飯を食べる


早起きするためには、体内時計を整えることも大切です。

起きてご飯を食べたり、日光を浴びたりすることで、今が朝なんだ!と身体に認識させることができます。
そうすると、自律神経も整い、夜寝やすくなり、朝起きやすくなるのです。

小さな一歩で良いので、朝起きたら、ベランダで少し日光を浴びる・何かしら食べるというのをやってみると良いですよ。


5.昼は動く。昼寝は30分以内がGood。


昼の時間は外出するなどして、なるべく動けると良いです。
さらに、ウォーキングができると、なお良いです◎
昼に動くことで、夜、適度に身体が疲れ、寝付きやすくなります。

そして、昼寝をする場合も、なるべくであれば、30分以内にすることで、夜眠れないことが減っていきます。

ただ、どうしても、心身の不調が強い場合、これらのことは難しいこともあります。
ずっと寝ていないと辛い時などですね。
その場合、まずは休むを優先してもらえればと思います。


ということで、今日は、不登校の子どもが早起きする方法について5つ紹介しました。
ぜひ、できることから始めてみてもらえればと思います。

では、心理カウンセラーの神谷今日子がお送りしました。

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