こんにちは。不登校カウンセリングセンターの阿部由香里です。
不登校のお子さんを持つ親御さんは、不登校のわが子との会話を楽しくできていますか?
普段の何気ない会話であれば、楽しく会話ができるけれど、わが子に気を付けてほしいことや、教育的に本当に伝えたいことをどんな風に伝えればよいかわからなくなることはありませんか?
わが子に直してほしいこと、よく考えてほしいことを、そのまま率直に「気をつけなきゃいけないよ」と言ってしまうと、なかなか興味を持って聞いてもらえないことがあります。わが子が反抗期だったりすると、親の言葉がうるさく感じてしまうので、「わかったよ」と簡単に話を終わらせようとすることがあります。
子どもは、自分が責められたように感じれば、顔を背けてしまったり、また自分の部屋に閉じこもってしまいます。
そんなとき、不登校のわが子に興味をもって聞いてもらう話し方をお伝えします。
第三者の話として、世間話のように話してみる
こんなことがあったんだよね。という風に、話しかけてみてください。
内容は、自分の失敗の話を、しくじり先生風にアレンジしてみるのもいいですね。
はずかしくて話したくない自分の失敗談とかはありませんか?そんな時は、第三者の噂話風にしてもいいです。
すごく後悔した話などを、「これじゃいけなかったよね、あなたならどう思う?」という風に問いかけてみてください。一番いい答えを最初から用意して伝えるのではなく、子どもにどんな方法があるのか、考えてもらいましょう。
不登校のわが子にしてみれば、ストレスを感じることなく他人事で雑談をするほうが、ずっと素直に話が入ってきやすいです。ぜひ、試してみてくださいね。