心理カウンセラーのブログ

不登校 学校で身につく価値観、観念

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こんにちは。不登校カウンセリングセンターの青芝夏樹です。

学校では、生徒は何を学ぶのでしょうか?

勉強はもちろんのこと、集団生活、コミュニケーション、道徳など、社会生活で困らないように学びます。

学校は、何のために存在しているのでしょうか?

社会で役立つ人間を作るために存在しているのでしょうか?

会社に入って、上司の言うことを聞いて、反抗することなく、働く人間を。社会に歯向かわず社会貢献できる人間を作るためなのでしょうか?

不登校になると、社会で役立つことができなくなる?敷かれたレールから外れて、不安になる?将来、引き込こりになるのではないか?不安ばかり募りますよね。

学校に通うことによって、身につけたくない価値観が身について苦しむ人もいます。

学校で身につく価値観、観念とは

学校では、先生の指示通りに動く人が褒められます。

主体性を持って、動いたら叱られます。怒られます。

勉強でも正解があるので、正解を暗記して書けばテストでいい点数を取って褒められます。

ルールを守れば、褒められます。ルールが今の時代に合っていないから、先生におかしいと言ったら、叱られます。

つまり、学校のルールに従って生きる人が褒められ、おかしいという人が叱られます。

従順な人が褒められ、意見を言う人が叱られます。周りに合わせて普通にしていれば、褒められ、違う行動をすると叱られます。

学校で身につく価値観とは、「普通でなければならない」です。

この価値観が身についているために、苦しむ人が大勢います。

不登校は、普通ではないという認識なので、不登校生は苦しみます。親も子供が不登校なら苦しみます。

「普通でなければならない」という価値観を持っていると、周りの目を気にします。

周りを見渡して、普通じゃない自分を責めます。本当に普通でなければならないのでしょうか?

周りに合わさなければならないのでしょうか?

今は多様性の時代です。いろんな人がいいのです。

学校に行きたい人は行けばいいし、行きたくない人は行かなくていいのです。

家で、自分の好きなことをすればいいのです。親が、「普通でなければならない」という価値観を持っていれば、それがお子さんにも伝わっていて、お子さんは「普通じゃない自分はダメなんだ」と感じています。そう感じていることが一番不幸です。自尊心を持たす必要があります。それがない状態で、不登校をしていても、よくありません。

親自身が、「普通でなければならない」という価値観が本当に正しいのか、一度考えてみませんか?

「普通でなければならない」という価値観を手放してみませんか?

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