心理カウンセラーのブログ

不登校 特別な接し方をするの?

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子どものご機嫌を取る必要はないんだよ。

こんにちは、不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。

朝晩は肌寒くなってきたなと感じています。
気候は秋らしくなってきましたね。

不登校のお子さん、親御さんの心は季節で表すとどの季節でしょうか?

どの季節にどのようなイメージを持っているかは人それぞれなので、一概にこの季節の気分ならいい状態ですね、と言えません。

ただ、少しでも気持ちが穏やかであればいいなと思っています。

不登校のお子さんを支える親御さんも、お子さんの心が少しでも穏やかであってくれたらいいなと思いますよね。

不登校のお子さんのうつろな目を見るよりも、輝いている目をみたいですよね。

不登校のお子さんの口角が下がっている表情よりも、笑顔がみたいですよね。

不登校のお子さんの元気な表情を見るために、お子さんへの接し方を変えてきている親御さんは多いと思います。

どのように変えてきていますか?

例えば

親御さんの職場で、気分屋の上司がいるとしましょう。

上司のご機嫌を損ねると、仕事がまったく進まなくなります。
仕事が進まなければ、残業することになるし、取引先にも迷惑をかけることになります。

そうなると、上司の顔色をうかがって、機嫌を損ねないように接するようになりますよね。

仕事以外のことに気を遣って、ヘトヘトに疲れますよね。

それでも、仕事がなんとかスムーズに進めばいいよ、と割り切ることはできます。

不登校のお子さんに対してはどうでしょうか?

お子さんと接する時だけ、お子さんが機嫌よくいてくれればいいと思いますか?
その場が穏やかに過ごせればいいと思いますか?

親御さんがお子さんの顔色をうかがっているだけでは、お子さんの心は癒されません。

親御さんがその場限りの表面的な接し方をしていれば、お子さんも親御さんに本音を話したいとは思いませんよね。

ですので、お子さんの顔色をうかがいながら接するのではなく、お子さんが心の中で、心の奥で何を言っているのかを知ることが必要なのです。

それが分かれば苦労はしない、と思いますよね。

私も不登校児の親でした。
お気持ちはわかります。

息子がうつろな目をして起きたときは、自分の気持ちを落ち込ませていました。

不登校のお子さんが何をしてほしいのかは、普段のお子さんの言葉をよく聞くことです。

親御さんの声かけに

どう反応してきたのか。
何を言ったのか。
何も答えなかったのか。

どんな口癖なのか。
普段からどんなことを多く言っているのか。

普段からお子さんのことを観察しましょう。

その中に、不登校のお子さんの本当に伝えたいことが隠れています。

不登校のお子さんが、何も答えてくれないと、親御さん自身が自分のことを責めていませんか?

お子さんにとって、親である自分が不必要なのではないか。
親の自分がいるから、お子さんが不登校になったのではないか。

と思ってしまうときありませんか?

不登校のお子さんが、どんな態度をとっていても、一番頼りにしているのは親御さんのことなのです。

ですので、親御さんは親御さん自身で自分を責めるのではなく、この子の親は自分と自信を持ってください。

そして、不登校のお子さんだからと、顔色をうかがい、機嫌を損ねないようにと特別な接し方をする必要はありません。

親御さんが傷ついているときに、どう接してほしいかを考えてください。
不登校のお子さんが、不登校になる前に落ち込む時ありましたよね。
どのように接していたら、元気を取り戻していったのか、思い出してください。

まったく同じことが、不登校のお子さんにいいとは言い切れませんが、不登校のお子さんの顔色をうかがって接していると、親御さんが疲労困憊してしまいます。

疲労困憊をしている親御さんを見ることは、不登校のお子さんの精神的な負担になります。

疲労困憊しているのは、子どもが不登校になったからだよ。と言いたくなるお気持ちもすごくよくわかります。

親御さんを一番頼りにしているのは、不登校のお子さんです。

そのことを忘れないでくださいね。

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不登校のお子さんに親御さんがついているように、親御さんには不登校カウンセリングセンターの心理カウンセラーがいつでも寄り添います。

もちろん、不登校のお子さん自身にも寄り添います。

そのことを、覚えておいてくださいね。

それでは、今日も楽しい1日をお過ごしください。

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