心理カウンセラーのブログ

不登校っ子の冬休みに向けて

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不登校カウンセリングセンターの西浦まゆみです。

明日までは学校で、その後は冬休みになる所が多いのではないでしょうか?

不登校の子どもを持つ親のあなたは、
冬休みに入ることにホッとしている人もいれば、
戸惑いを感じている人もいるのではないでしょうか?

不登校のわが子が学校に行けない期間が長くなってくると
学校の間は学校に行けないわが子を見ながら、
学校に行けない罪悪感のようなものがあり
長期休みに入る時には、少しホッとしたような感じにもなりますよね。

また、不登校のわが子が保健室登校やまばらでも学校に行っている時には
長期休みに入ると、不登校のわが子が学校に行かなくなるのでは?と
不安を抱えることは多いのではないでしょうか?

不登校のわが子が冬休みに入る時に注意をすることは「生活リズム」です。

その中でも起床時間ですね。


特に冬は寒さのため、起床時間が遅くなりやすいです。

「寒いから起きたくない」
「外が暗いから起きたくない」など
不登校のわが子だけではなく、私たち親でも思う時はありますよね。

しかし、起床時間が遅くなると、
生活リズムが崩れて昼夜逆転傾向になりやすくなっていきます。

すでに昼夜逆転傾向になっている不登校のわが子には
起床時間を決めて生活リズムを作る必要があります。

朝起きたら、日の光を浴びることですね。

日の光を浴びることで体内時計が整っていきます。


体内時計とは、生物が生まれながらに持っている
概ね24時間周期で刻まれる生理現象のことで、
睡眠や覚醒のリズム、血圧、体温などと密接に関わり合っています。

この体内時計をコントロールするのは、視覚領域から生まれる刺激信号とされ、
朝に日の光を浴びることで、約16時間後に
メラトニンという睡眠ホルモンを分泌するスイッチが入ると言われています。

体内時計は厳密に24時間ぴったりで動いているわけではないから
そのままでは夜型にズレてしまうので、日の光を浴びてこのズレをリセットして
規則的な生活を送れるようにする働きもあります。

なので、不登校のわが子の生活リズムを整えるためには
起床時間を学校に行く時と変わらずにしておいて、
起床後に日の光をあびるようにすることが大切です。

意識してくださいね。

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