こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
あなたは学校に行くのがイヤ、学校に行くのがつらいという子どもを見て「学校はイヤでもがんばっていくもの」「つらくても努力して乗り越えるもの」と考え、子どもに何とか頑張って学校に行ってほしいと思うことはありませんか。
がんばらなければいけない、努力しなければいけないと親が思っていると、子どもの「イヤだ」「つらい」という気持ちに共感することができません。
そうすると、子どもは共感してもらえない、気持ちをわかってもらえないと感じるので、動き出す気力がわかなくなります。
そういった価値観を持っている親は、つらくてもがんばって努力しながら仕事にいったり、苦労して家事をしています。
その姿を見ている子どもは、大人になってもつらい毎日が続くように感じ、将来に希望を持つことが簡単なことではなくなります。
人生は苦しむためにあるのではなく、楽しむためにあります。
親がイヤなことやつらいことをを乗り越えてきたからといって、子どもも同じように乗り越えられるとは限りませんし、子どもは親が感じているよりもっと困難な状況にあるかもしれません。
親が子ども時代を過ごしたころよりも、子どもにとって生きづらい時代になっているかもしれません。
だから、親は子どもの気持に共感し、子どもを守るために、子どもの味方でいてあげる必要があるのです。
何をすればいいのかわからない、わが子に対してどのように接したらいいかわからないという時は、ぜひカウンセラーに相談してみてください。