こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
不登校の子どもと話をしていると、人と交わるのが苦手、友だちとうまくやっていけない、自分はコミュニケーションがダメだから、という悩みや不安が出てくることがよくあります。
コミュニケーションに関する不安は、会話が上手にできれば解消するというものではなく、よく話をするタイプの子どもでもコミュニケーションがうまくできないと悩んでいる場合もあれば、口数が少なく物静かなタイプの子どもでもコミュニケーションにあまり不安を感じていない場合もあります。
コミュニケーションに不安を感じている子どもの多くは劣等感を持っています。
劣等感というのは、自分は人に比べて劣っているという不安です。
ちゃんとできるようにならなければいけない、人並みのことはできるようになれなければいけない、ということを言われることが多いと、劣等感を抱えやすくなります。
親が子どもに対し、できる、できないということよりも、子どもがどんな気持ちでいるのか、どんなことを考えているのかといった、内面に目を向け、共感しながら話を聞いてあげることで、子どもは自分に自信が持てるようになり、コミュニケーションの不安を持ちにくくなります。
そうすることが、不登校の解決にもつながります。
わが子に対してどのように接したらいいかわからないという時は、ぜひカウンセラーに相談してみてください。