こんにちは、不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。
2023年は12月23日土曜日、24日日曜日とクリスマスイブを楽しめる暦ですね。
そして、ちょうどこの時期に冬休みに入った学校が多いと思います。
冬休みは、クリスマスにお正月と子どもには嬉しい行事が続けてあります。
特に12月31日から1月1日にかけて、夜更かしをすることが恒例になっているご家庭もあるのではないでしょうか。
初詣をするのが日本の風習です。
それをいつするかはご家庭によって違いますよね。
・2年参りする
・紅白歌合戦を観終わり、年越しそばを食べてからお参りに出かける
・いつもの時間に眠って、1月1日の朝にお参りに行く
・初日の出を見てからお参りに行く
・特に毎年していることはない
一概には言えませんし、お子さんの状態にもよりますが、私の個人的な意見としては、ご家庭の恒例になっていることは、お子さんが不登校でも行っていいと思います。
ただ、できるだけ生活リズムは崩さないようにしてほしのです。
ですから、2年参りや夜中に初詣に行くご家庭の場合は細心の注意が必要です。
特に、1月1日の過ごしかたです。
帰宅する時間にもよりますが、遅くてもお昼の10時には起きましょう。
午後過ぎても眠っていることはないようにしましょう。
そして、不登校のお子さんが夜眠ることができるように、しっかり身体を使いましょう。
夜、いつもの時間に眠ることができるようにしましょう。
そして睡眠時間ですが、小学生のお子さんなら9時間。中学生、高校生のお子さんなら8時間は睡眠時間を確保しましょう。
朝は学校に行く2時間前に起きていられるのが理想です。
7時が学校に行く時間ならば、5時に起きる。
9時間睡眠をとって5時に起きるためには、20時に眠るということになります。
8時間睡眠をとって5時に起きるのなら、21時に眠るということになります。
不登校のお子さんの親御さんは、それは無理だと思いましたか。
そんなに早く眠っていたら、勉強ができないではないかと思いましたか。
ですが、東大生や東大出身の方は、子どもの頃によく眠っていたと聞いたことがあります。
また、有名なプロスポーツ選手やアスリートも睡眠時間は長いです。
よく眠ることは、心にも、身体にも、頭にもいいことなのです。
不登校のお子さんの親御さんも、寝不足になった経験はあると思います。
その時のことを思い出してください。
・昼間はウトウトして何をしていても集中できない
・いつもなら簡単にできる作業ができない
・なんでもない段差で転んだ
・いつもよりイライラしている
といったことを体験しているのではないでしょうか。
寝不足になると、不登校のお子さんにも同じことが起こるわけです。
不登校のになる前から夜型で睡眠不足だったお子さんは、もしかしたら、寝不足が不登校の一番の原因だった可能性もあります。
太陽の光と共に行動しているのが人間です。
夜は眠ること。しっかり睡眠時間を取ることを心がけていきましょう。
夜眠ることを心がけることで、お子さんが元気になれば嬉しいですよね。
それでは、夜にしっかり眠って、元気な心身で楽しい冬休みをお過ごしください。