こんにちは、不登校カウンセリングセンターの神谷今日子です。
不登校になる子どもは、ネガティブであることが多いですよね。
例えば、
私は、みんなから嫌われているに違いない。
私の未来は真っ暗だ。
失敗したら、どうしようもなくなってしまう。
こういった考えを持っている不登校児も多いのです。
実際は、すべての人から嫌われている人はいませんし、未来はいくらでも変えていけるし、失敗してもどうにかなります。
ただ、不登校の子どもの場合、それが見えていないことも多いのですね。
つまり、視野が狭くなっているのです。
では、そんな視野が狭くなっていて、ネガティブな不登校の子どもに対して、親ができることはなんでしょうか?
それは、親御さん自身が、視野を広く持つことです。
実は、視野が狭くなっている不登校の子どもの親御さんも、視野が狭いことが多いのですね。
「良い学校に入れなければ、子どもは幸せになれない」
「うちの子は、他の家の子どもと比べて、しつけができていないんじゃないか?」
「旦那や親に嫌われないために、私が良い親でいなければいけない」
こんな風に、勉強やスポーツなど、限られた側面からのみ子どもを見てしまい、視野が狭くなっているのですね。
そんな親を見て、子どもは学習します。
親と同じように、限られた視野で自分を見てしまい、子どもはネガティブになっていくのです。
ただ、人を見る視点って本当は様々です。
優しさという側面から見ることだってできるし、ゲームができるのも立派な特技ですよね。
それに、人からの評価を得るために、あなたやあなたの子どもは生きているのでしょうか?
そんなことはないですよね。
ですから、あなたはあなた自身で、自分を評価し、子どもに対しても、条件をつけずに愛していくことが大切なのです。
あなたは、不登校の子どもを広い視野で見て、無条件に愛していますか?
ここを解決していくと、不登校の解決にもつながっていきますよ。
ということで、今日は、ネガティブな不登校の子どもを変えるために、親御さんができることについて紹介しました。
少しでもご参考になれば幸いです。