こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
子どもが外から帰ってきて「疲れた。」と言ったとき、あなたはどんな言葉をかけますか?
親子のコミュニケーションがうまくいっていない、傾聴と共感ができていない、ということが不登校の原因になっていることがあります。
子どもが「疲れた」といった時、こんな風に返すことはありませんか?
「疲れたのだったら、早く風呂に入って、ご飯食べて、さっさと寝れば?」
「まだ子どもなんだからそんなに疲れるわけないでしょ。お母さんの方がよっぽど疲れてるよ。」
子どもは「疲れた」という状態をわかってほしかったり、今日のできごとを話しくてそう言っているので、親は自分の意見、自分のことを言う前に、まず子どもの言葉を受け取ってあげれば、子どもは「話を聞いてもらえる」という安心感を得られます。
「疲れたんだね」と、その言葉をまずは受け取ってあげることが大切です。
言葉を受け取ってもらえないという体験が積み重なると、子どもは「親に話をしても無駄」と思うようになり、何か問題が起きても一人で抱え込むようになります。
親のそばにいても安心感を得ることができず、人と関わることが億劫になってゲームに依存したり、学校に行きたくなる原因ともなります。
親は、子どもの言葉に対して、意見を言ったり指示したりする前に、その言葉をそのまま受け取ってあげことが大切なのです。
子どもの対応について「こんな時どうすればいいの?」ということがあれば、ぜひカウンセラーに相談してみてください。