心理カウンセラーのブログ

不登校 支援する人自身も大切にしよう

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こんにちは、不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。

不登校のお子さんを支援している親御さん、ご家族のみなさんの体調はいかがですか。

身体の面も、心の面でも、疲れがたまってきていませんか。
慢性的になっていて、疲れに気づかないでいるということはありませんか。

私事ですが、帯状疱疹になりました。

自分の体力に自信を持っていました。
体調が悪いと思うとさっさと眠ることで、体調管理をしていました。
慢性的な寝不足になってはいたので、睡眠時間を増やさないといけないなと思っていた時に、帯状疱疹になりました。

しかも、最初に肌に出ていた症状を、虫さされと思い込み、なかなか治らないなと考えていました。
痛みもあったのですが、もっと別の要因だと思い込んでいました。

帯状疱疹だ、病院に行かないと!と思ったのは、痛みと湿疹が広がったからです。

最初に気づいていれば、今頃はすっかり治っていたことでしょう。
最初の気づきが遅れていたため、ちょっと広がって、ちょっと痛いという状況になっています。

不登校のお子さんを支えている親御さんも、身体や心に疲れがたまっているのではないでしょうか。

親御さんの気持ちは、何をおいてもお子さんが第一優先になっていませんか。

お子さんが辛い思いをしているのに、親がのんびりしていてはいけない、と自分を縛り付けていませんか。

お子さんが不登校であっても、親御さんはそのことを自分のせいだと責めていませんか。

正直に言うと、親御さんの接し方によっては、お子さんの不登校の原因に一つになることもあります。

ですが、親御さん自身を責めてもどうしようもなりません。

現時点で、お子さんが不登校だったちり、行き渋りになっているのなら、それを受け入れましょう。


そして、どういう接し方がいけなかったのか反省し、どのような接し方がいいのか学んで実行をすればいいのです。

親御さんの態度や話し方など、お子さんとの接し方が不登校の原因の一つならば、お子さんにどんなことが嫌だったのかを聞いて教えてもらいましょう。

例えば、
お前は何をやってもダメだな。と言われ続ければ、お子さんは何をやっても僕はできないんだ。と思い込みます。自信のない子になっていきます。自信のない子が学校の集団生活をするのは辛いです。

この例えだと、お前は何をやってもダメだな。を言わないようにすると親御さんが決めて、実行すればいいのです。

そして、親御さんには親御自身のことも大切にしてください。

自分を大切に出来ない人が、自分以外の人のことを本当に大切にできるでしょうか。

笑顔のない人が、相手のことを笑顔にできるでしょうか。

親御さん自身の時間を、1日のうち5分でもいいので取っていきましょう。

ホッとできる時間を作ってくださいね。

そして、親御さん自身をご自愛ください。

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