こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
子どもが学校に行かないと社会性が身に着かないのではないかと心配になることはありませんか?
学校に行くと、先生や他の子どもたちと日々交わるので、人間関係を築き、社会性を身に着けることが出来るように思うかもしれません。
しかし、学校に行っても、友だちもできない、人とうまく関わることもできないという子どもがいる一方、学校に行ってなくても、さまざまな人たちと関わり、社交性を身につける子どももいます。
学校に行かなくても、オンラインゲームで友だちができることもあれば、親戚や近所の人たち、ネット上のコミュニティなど、一歩踏み出せば、いろんなところで人と関わる機会があります。
子どもが社会性を身に着けるために大きな役割を果たしているのは、親の子どもとの関わり方です。
親が子どもに共感し、子どもの気持を大切にした関わり方をしていれば、学校に行っていない子どもでも、外の世界で上手に人と関わることが出来るようになります。
また、社交性を身に着けることを学校任せにして、親が子どもと適切な関わり方をしていないと、先生や同世代の子どもとしかかかわったことがない子どもは、社会にでて多様な人たちと上手に関わることができなかったりします。
学校に行く行かないにかかわらず、親が子どもとどのような関わり方をするのかが子どもの他人との関わり方に影響するのです。
子どもの社会との関わりに不安があってどうすればいいのかわからないという時は、ぜひカウンセラーに相談してみてください。