不登校カウンセリングセンターの西浦まゆみです。
不登校の子どもを持つ親のあなたは、
不登校のわが子が学校に行き始めることが不登校解決だと思っていませんか?
確かに、不登校のわが子が学校に行くことが不登校の一時的な解決にはなりますが、
ただ、学校に行くことだけでは解決にはなりません。
不登校のわが子が無遅刻、無欠席で学校の1日の授業を受け、
おおよそ21日間は学校に通い続けることができ、
尚且つ、不登校の再発しないことが不登校の解決になります。
私たち親は不登校のわが子が学校に行く🟰教室で授業を受けると思いがちですが、
不登校のわが子によってはハードルが高く、いきなり教室に入れないわが子もいます。
学校に行くと言っても段階があります。
まずは自宅から外に出ることから始めなければいけない不登校のわが子もいます。
不登校歴が長く、自宅に引きこもっていて、外に出るのに抵抗があるからですね。
その場合は、自宅から外に出ることから始めて、徐々に距離を伸ばしていきます。
そして、学校まで行けても学校の中に入れないことがあるので、
焦らず、不登校のわが子と一緒に学校まで行けた、
その次には、学校の中まで入る、その次には保健室登校など段階を踏んでいきます。
あくまで、不登校のわが子の状態に合わせて段階があります。
その段階には、学校の先生との連携が不可欠になります。
授業内容や行事、教室内の席順、友人関係の配慮など
学校の先生やスクールカウンセラーとの連携をしながら
不登校のわが子に合わせた段階を踏んでいくことが不登校の解決になります。
不登校を早く解決したいと焦ることは多々ありますが、
不登校のわが子に合わせた段階があることを意識していきましょうね。