心理カウンセラーのブログ

不登校はもう始まっているのかもしれません

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こんにちは!
不登校カウンセリングセンターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。

当不登校カウンセリングセンターでは、
不登校の相談で来られたお子さんを不登校の6段階のどこの状態にいるのかを見極めた上でカウンセリングを進めていきます。
もちろん相談に来られる方には一つとして同じケースはありません。
様々なケースがありますので、
きっちり6段階に分けられないこともあります。
6段階の中に入らないと考えられるようなケースもあります。

親御さんからしたらまさか自分の子どもが不登校になるとは考えていないので、
ある日わが子が突然学校に行かなくなってしまったように見えてしまいます。

ですが、
わが子には実はその前から前兆があったということです。

それが不登校の第1段階の潜伏期(予兆期・予備期)です。

この不登校の6段階において、第1段階の潜伏期および第2段階の初期に正しく対応していくことができれば、早くに解決できることもあります。

不登校の第2段階の初期は身体症状が現れやすい時期で、
頭痛、腹痛、吐き気、下痢、便秘、夜寝られない、朝起きられない、食欲不振など様々な身体症状が現れる傾向にあります。初期は一般的に3週間から1ヶ月ほど続きますが、3日間で終わってしまうこともあるのです。

初期に出る身体症状は風邪を引いたような症状にも似ているので、風邪かな?と思って学校を休ませてみたりするのですが、
なかなか良くならずに身体症状が消えたときには不登校の状態が第3段階の本格期に入ってしまっているということがあります。

この本格期・そしてその後の安定期に入ってから相談に来られるということが多いです。

不登校は親御さんだけでは様子を見ているだけではなか解決しないことも多いです。
不登校を経験したという親御さんのアドバイスを参考にしてもなかなかうまくいくことは少ないようです。
なぜなら、不登校と言っても一つとして同じパターンはないと言っても過言ではなく、
子どもも違えば親も違う、それぞれの性格も違えば家庭環境もちがう。発達障害があるかないかによっても変わってきます。

今現在子どもの様子が気になっている、子どもは学校に行ってはいるけどうも様子が気になる、といった方は、不登校専門のカウンセリングを受けることも検討してみてくださいね。

幸せに生きていけるようになる子育てを応援しています。

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