こんにちは。不登校カウンセリングセンターの阿部由香里です。
不登校のお子さんを持つ親御さんは、子どもの自立を見守ることができていますか?
わかっていても難しいと感じる時はありませんか。
私の仲良くしているママ友と会話をしていました。
思春期~青年期の息子に対する母親の気持ちは色々あるなぁと思いました。
Aさん:息子は彼女ありの大学生。今は離れて生活しているので、卒業したら実家に帰ってきてほしい。
Bさん:未来の彼女を想像したくもない。子ども大好きなママ友なのに、孫は見たくないというほど未来のお嫁さんのことを認めたくない。(最初、孫も見たくないと言っていたほど)
Cさん:結婚が近い息子の彼女とその両親との関係性が悪化している。
Aさんは親子関係が、誰から見てもうらやましいほど仲良く、うまくいっています。彼女のことも受け入れている様子。
Bさんは、少々心配であります。「息子を奪っていく彼女」に焦点を当てるのではなく、「息子が幸せを選んでいくこと」に焦点を当てることをお勧めしています。
Cさんも心配です。感情が爆発しそうなのであまりふれなかったのですが、息子を損な状況にさせたくない気持ちが強い様子。ここでも思ったのは、選ぶのは息子であり、それが幸せと思って選んでいるのだから、損をするよという心配の助言をするのはいいのですが、結局は見守ることしかできないと言うことです。どんな結果になったとしても、今は息子の選択したことが彼にとってはベストなのです。
いかがでしたか。あなたも同じように親子関係で悩んでいたり、そういう思いを持ったママ友がいたりしましたか。
親という漢字は「木の上に立って見る」と書きます。自立した関係性を持つことは、失敗しそうな子どものことも、暖かく見守ることなのかも知れません。
もし何かに失敗したとしても、そこから学んで自立して成長することができると信頼していたいですね。