こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
あなたは、不登校のお子さんの態度がわがままだと感じたことはありませんか?
あれ食べたい、これ食べたい、あれして、これして、あれは嫌、これは嫌、学校には行きたくない、など、子どものそんな要求を聞いていたら将来大変なことになるんじゃないかと不安になるかもしれません。
何でも食べられるようになるとか、自分のことはちゃんと自分でするとか、子どもには自分自身のことに責任を持ったり、相手を気遣ったり、周りと協調性を持ったり、といったことが出来るようにさせる、というのは大切なことではあります。
ただし、その前に、子どもがなぜそのような態度を取るのか、子どもの気持に目を向け、話を聞いてあげることが大切です。
子どもが親からの愛情を十分に受け取ることができていないと、親に頼ろうとしたり、親に甘えたり、自分の要求を通そうとしたりということが多くなります。
子どもがわがままとも思えるような態度を取る時、「みんなちゃんとやってるのになんであなたはこうなの」とか「そんなことじゃ自分が困ることになるよ」といった言葉は、子どもからすれば「自分のことをわかってもらえない」と感じ、いつまでも同じような態度を取り続けます。
子どもの要求を最初から否定することなく、まずは、最大限子どもの求めるものを与えてあげて、共感してあげることで、子どもは「わかってもらえる」と感じ、安心感を得られるので、わがままとも思えるような態度はなくなっていきます。
子どものわがままに見える態度を受け入れてみることも大切です。
こんなときはどうしたらいいのかわからない、という時は、ぜひ、カウンセラーに相談してみてください。