不登校カウンセリングセンターの西浦まゆみです。
不登校っ子を苦しめているものは色々ありますが、その1つに劣等感があります。
劣等感を持っている人は多いのではないでしょうか?
不登校の子どもを持つ親のあなたも劣等感を抱えているのではないでしょうか?
劣等感を持つことは誰にでもあります。
ただ、劣等感を持つが故に自己否定をすることは良くはありません。
「学校に行けない僕(私)は良くない、ダメな人間だ」
「わが子を不登校にしている親の私はダメな親だ」など
自分自身をダメな人と否定することは良くありません。
劣等感は人と比べてる時に感じます。
兄弟であったり、友人であったり、親の子どもの頃であったりと
無意識に人と比べてしまっています。
人は無意識に比べることで自分に優越感を持ったり、
安心したりすることがありますが、
比べることで何もできない自分と自分を卑下することもあります。
その奥底には「こうでないといけない」という
自分の思考癖が隠されていることがあります。
「こうでないといけない」との思考癖があると、
そうならない自分はダメだと自己否定をして自分を苦しめてしまいます。
なので、まずは自分の思考癖や不登校のわが子の思考癖に気づくことが大切です。
学校に行かないといけないと強く思いすぎていると
学校に行けない自分はダメだと自己否定をしてしまいます。
今は学校に行けないだけ、
体と心を休めているだけと学校に行けないことを責めずに受け入れることです。
その後に、どうしたら学校に行けるのかを考えることですね。
まずは劣等感からの自己否定をしないように意識しましょうね。