心理カウンセラーのブログ

相談出来る体制が充実してくると安心出来ると思います

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こんにちは。不登校カウンセリングセンターの渡辺貴史です。


先日8/8は立秋でした。

こよみの上では秋の始まりとされる日ですね。
ついこの前、立夏が過ぎたと思ったらあっという間です。

子どもたちの夏休みも住んでいる地域によっては今月8月中旬、または8月末までではないでしょうか?

今年宿題を出さない学校もありますが、まだ夏休みの宿題が残っていると最後親御さんが子どもの宿題を何とか終わらせようと手伝わないといけないこともあります。

あなたのお子さんの宿題はもう終わっていますか?


以前、私はブログで不登校は増加傾向にありますと書きました。

先日不登校について文部科学省のホームページを見ました。
<下記引用します(令和3年度/令和4年10月27日)>
令和3年度
児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要

その中で、小・中学校における不登校の状況についてです。

●学校内外の機関等で相談・指導等を受けた不登校児童生徒は約15万6千人(前年度約12万9千人)で、不登校児童生徒に占める割合は63.7%(前年度65.7%)である。

*不登校児童生徒が学校内外で相談・指導等を受けた状況

〇学校内外で相談・指導等を受けた児童生徒の割合

平成30年:72.5% 令和1年:70.4% 令和2年:65.7% 令和3年:63.7%
・減少傾向にあります

〇学校内外で相談・指導等を受けていない児童生徒

平成30年:45,172人 令和1年:53,593人 令和2年:67,294人 令和3年:88,931人
・増加傾向にあります

〇学校内外で相談・指導等を受けた児童生徒

平成30年119,356人 令和1年:127,679人 令和2年:128,833人 令和3年:156,009人
・増加傾向にあります

■学校内外の複数の機関で相談・指導等を受けた児童生徒がいるので、内数と合計は一致しない。


これらのデータからでは一概に言えませんが、学校内外で相談・指導等を受けていない児童生徒や学校内外で相談・指導等を受けた児童生徒は増加傾向にあります。

新型コロナウィルス感染症拡大等で、学校内外で相談・指導等を受けられなかったこともあると思いますが、不登校児童生徒は年々増加傾向には間違いありません。

お子さんの状況によって一概に言えませんが、不登校は相談・指導等を受けてすぐに解決することではなく、その状態によっては解決するまでに時間が掛かるのです。

例えば、

お子さんが不登校を解決したけれど、再発の可能性が高いのも事実です。

文部科学省では調査結果を踏まえて主な取組として、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの配置充実など、課題の早期発見や支援のための教育相談体制の充実を発表しました。

相談出来る体制が充実してくると、あなた親御さんも安心出来ると思います。


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