こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
子どもは日々成長しています。
学校に行っていても行っていなくても、日々、何かを学び何かを経験し、成長しています。
学校に行くことができないという経験も、子供の成長の糧となっています。
学校に行っている子どもができることがどんどん増えていくのを見ていると、わが子と比較して何も成長していないように見えるわが子の姿に憂鬱な気持ちになることがあるという方もいます。
成長というのは何かができるようになることだけではありません。
何ができるとか、できないとかに関わらず、心が成長し、自信をつけたり思いやりの気持ちを持つことができるようになったり、そんなことも人として大切な成長です。
また、成長のスピードは人それぞれで、今は成長がゆっくりでも、ある時急に伸び始めるということもあります。
そして、家から出ることのできない不登校の子どもにとっては、外の世界との接点の多くは親であり、親自身が成長することが何より子どもの成長の助けとなります。
子どもが学校に行っていなくても、親自身が自分を磨き、自分を高めることで、それを手本に子どもも成長することができるのです。
この子は大丈夫なのだと信じて、他の子どもとの比較ではなく、その子自身が昨日より成長していることを認めてあげながら、あたたかく見守ってあげましょう。