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不登校カウンセリングセンターの西浦まゆみです。
先日、知人から不登校ってどんなことなの?
学校を10日休んだら不登校?
学校をずる休みしたから不登校?と聞かれました。
知人と話しながら
不登校について間違った認識をされている人がいるかもしれないと感じました。
不登校とは、何らかの心理的、情緒的、身体的、
あるいは社会的要因や背景により登校しない、
あるいはしたくても出来ない状態のために年間30日以上欠席した者のこと。
ただし、欠席した者の内、病気や経済的な理由による者を除いた者のことです。
ズル休みをした子どもが年間30日以上欠席していれば不登校になります。
ただ、病気や怪我での欠席は不登校にはなりません。
病気や経済的な理由をのぞく年間30日以上の欠席をした状態が不登校です。
不登校は年々増加しています。
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「令和3年度児童生徒の問題行動
不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」によると
小・中学校における長期欠席者数は413,750人(前年度287,747 )。
このうち不登校によるものは244,940人(前年度196,127人)、
新型コロナウイルスの感染回避によるものは59,316人(前年度20,905人)。
高等学校における長期欠席者数は118,232人(前年度80,527人)。
このうち不登校によるものは50,985人(前年度43,051人)、
新型コロナウイルスの感染回避によるものは12,388人(前年度9,382人)。
不登校児童生徒数は9年連続で増加し、過去最多となっています。
不登校の要因としては、
1位、無気力や不安
2位、生活リズムの乱れ、遊び、非行
3位、いじめを除く友人関係を巡る問題
4位、親子関係の関わり合い方
5位、学業不振 です。
年間30日以上病気や経済的な理由による休みになる前に
何らかの対処をしていくと不登校を予防できます。
登校の要因にもありますが、
生活の乱れをなくし、子どもの不安を吐き出させるような環境を作ることですね。
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親子間のコミュニケーションを意識的にしていき
学校での担任の先生、スクールカウンセラーの活用などをして、
不登校の予防や不登校になっても
早期対応することで早期に解決することが可能です。
不登校で意識して欲しいことは、
学校を休み回数が増した時に様子を見るのではなく、
「不登校」になっていないかという意識を持って、わが子の生活リズムの乱れがないか
わが子のメンタル状態はどうなのかの状況を見ることです。
そして、家族や学校の先生、スクールカウンセラーに相談することです。
不登校は早期に対応すると早期解決が可能です。
不登校の時期が長い程時間はかかります。
不登校とは30日以上の病気を経済的な理由を除く休みをした状況です。
早めの対応を意識してくださいね。