こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
親が穏やかな気持ちで、子どものことをありのままに受け入れていれば、子どもは安心して外の世界に出ていくことができます。
そのためには、子どもを信頼することが大切です。
今は子どもが不登校であっても、「この子は大丈夫なんだ」と信頼していると、子どもは自分に自信をもつことができます。
「この子には問題がある」「この子にはダメなところがある」と思うことがあったとしても、視点を変えれば、問題と思うことが実は良い点だったり、ダメなところと思っているところが実は誰かの役に立つことかもしれません。
周りの子と比べると「みんなができているのにこの子はできない」とか「みんなができているのだからこの子にもできるはず」と考えて、できないことを無理強いしたくもなります。
親が子供のころにできていたことは、わが子もできるように思ったり、逆に、親がやったことがないことやできないことが、わが子にはできるということもあります。
他人を基準にしたり、親自身を基準にして、子どもを枠にはめようとすると、子どもの可能性が狭まります。
広い視野で、良い悪い、できるできない、を親が決めてしまわないように、穏やかに、やさしく子どもの成長を見守ってあげていれば、子ども自身が自分で、自分の力を活かすことができる道を選べるようになります。