
短冊に願いを書いてみよう。
こんにちは、不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。
全国的に梅雨が明けはじめています。暑さがどんどん増していきますね。
熱中症アラートが出ているときも増えています。
熱中症で病院にかかっている方もいます。
不登校のお子さんも、支えている親御さん自身も、熱中症対策をしっかりしてくださいね。
明日は七夕ですね。
不登校のお子さんの学年が低学年のお子さんなら、お家で七夕の雰囲気を出すことをしているかもしれませんね。
不登校のお子さんが高学年になると、なかなか準備をしようとは思いませんよね。
七夕には、5色の短冊に願いごとを書く。という風習があります。
短冊に書く願いごとは、自分の努力で成し遂げられる夢や目標を書くのだそうです。
〇〇が欲しい。ハワイに行きたい。という欲求の願いごとには向いていたにのですね。
不登校のお子さんには、どんなことでもいいから、願いごとを短冊に書いてみようと進めてみましょう。
不登校のお子さんが、何を考えているかわからない、と感じている親御さんにとっては、お子さんが本当はどうなりたいと思っているのか、知ることができます。
不登校のお子さんは、自分が何を願っているのか、どうなりたいのか、考えるきっかけになります。
不登校のお子さんの段階、状態によっては、何も考えられない、という状況かもしれません。
無理強いはしないで、書いてみない?と優しく進めてください。
親御さんももちろん、書いてくださいね。
不登校のお子さんと、どんな願いごとを書いたのか、見せ合うことができると、話すきっかけができます。
例えば、親御さんがご家族の健康を願っているのなら、不登校のお子さんを授かった時、生んだときなどに感じていたことを話すきっかけにもなります。
不登校のお子さんのことを、どれだけ愛しているのか、大切に思っているのかをお子さんに話してください。
不登校であるから、親御さんの愛情がなくなっていくことはないことを、伝えていきましょう。
不登校のお子さんが、将来こうなりたい、という夢を願いとして書いていたのなら、そうなんだね、と夢を認めてあげましょう。
その夢が、将来、それでは生活できないのでは?と思ったとしても、お子さんには言わないでくださいね。
お子さんは、たくさんあることから選んだ一つに過ぎないのです。
その願いが絶対ではありません。これからの経験で変わっていく可能性は十二分にあります。
もし、お子さんが願いごとがない、と言うのなら、それもそうなんだね、と受け止めてください。
一緒に探してみる?と声をかえても、嫌がるようならば、無理に願いごとを探そうとする必要はありません。
それでも、親御さんとしては、願いごとを書いて欲しいと思いますよね。
そんなときは、「願いごとが見つかりますように」って書こうか、と進めてみるのもいいですね。
きっと、不登校のお子さんは驚くでしょうし、そんなことが願いごとになるの?と思うかもしれません。
不登校のお子さんは、考えることへの柔軟さが少なくなっています。
考えることの柔軟さが戻ってこれば、色々な視点、色々な立場から見ると、同じことの見え方が変わってくることに気づけます。
これからの時期、花火大会が催されますよね。
同じ打ち上げ花火を見るのでも、見る場所で花火の大きさ、打ち上げる音の大きさ、タイミングが変わってきます。
同じ花火を見ているのに、近くで見たために、大きさと音に圧倒されて、怖いと感じる子もいれば、遠くで見るよりもより一層、感動する子もいます。
打ち上げ花火は下から見上げるものだと思っているのなら、打ち上げ花火を上から見下ろしたとき、そうか、打ち上げ花火を見下ろすことができるんだ、と新しい発見になります。
不登校のお子さんは、学校にいくことで受ける変化、刺激を受けていません。
そのことで、そんな考え方があるのかと、気づくことが少なくなっています。
親御さん自身も、意識が不登校のお子さんに向いていることから、見ている広さが狭くなっているかもしれません。
七夕の願いごとを書くことで、自分の気持ちを見つめてみましょう。
不登校のお子さんは、この暑さのあまり、家にいることが多く、外にでることが少なくなっていませんか?
本当は、早朝に朝日の光を浴びながら散歩をできるのが一番いいです。
ベランダに出るなどして日の光を浴びる。
窓際で、もも上げ足踏みをする。など、運動もするようにしていきましょうね。
適度な運動をすることも、熱中症対策になります。
運動も取り入れていってくださいね。
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不登校解決へのヒントが詰まっていますよ。
お身体、ご自愛くださいね。