こんにちは。不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。
お子さんが不登校になり、お子さんを支えている親御さんは、つらい日々を過ごしているのではないでしょうか。
不登校のお子さんを親御さんが支えているように、親御さんのことを支えて応援してくれている方が、いらっしゃると思います。
人って、1人で生きているようで、大勢の人に支えられているのですよね。
無意識でそれは分かっているのだけれど、意外に実感したことは少ない方がいると思います。
お子さんが不登校になったことで、大勢の人に支えてもらっていたのだと気づいた親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
生きていくうえで、人との関わりは大切です。
関わる人から影響は受けるので、人生も変わると言っても過言ではないですよね。
お子さんが不登校のきっかけでも、人との関わりは多いです。
・担任の先生とあわない
・クラスの友達にいじめられた
・クラスになじめない
・クラスにどうしても苦手な子がいる
学校に行くということは、苦手な人と関わることになります。
学校では社会に出て生きていくための、シュミレーションをしていると考えると、ある意味それも大切です。そこで、耐える力、ストレス耐性を強くしていくのですね。
今回のお伝えしたいことは、不登校のお子さんや支えている親御さんが、
自分らしくいられる人との関わりの大切さです。
不登校のお子さんは、自分に自信を失くしています。
学校に行けない自分はダメなんだと、自分を否定しているお子さんが多いです。
その気持ちを和らげることができるのは、支えている親御さんです。
不登校のお子さんは、自信をなくしているので些細なことに過剰に反応します。
例えば、親御さんがドアに足の小指をぶつけたとします。
とっても痛いので、思わず大きな声がでてしまいますよね。
その声を聞いただけで、不登校のお子さんは、自分がいけないんだと自分を責めることがあるのです。
ですので、不登校のお子さんに一番関わる親御さんには、笑顔でいて欲しいです。
では、親御さんが笑顔でいるためにはどうしたらよいのか。
それは、親御さん自身がご自身のことを認めることです。
親御さん自身が、プライベートで過ごす人は、自分らしくいることのできる人を選びましょう。
不登校のお子さんも、親御さんも、
・ガミガミと怒ってばかりいる人
・ネチネチと嫌味を言ってくる人
・常にプンプン起こっている人
とは一緒にいたくないですよね。
親御さんはどんな人と一緒にいたいですか?
・笑顔な人
・優しい人
・話を聞いてくれる人
・自分を認めてくれる人
ではないでしょうか。
親御さんが一緒にいたいと思う人は、不登校のお子さんも一緒にいたいと思う人です。
そう考えると、親御さんがお子さんと一緒にいるときに、どういう状態でいればいいのかが分かりますよね。
不登校のお子さんに、学校、家以外の第3の居場所があるといいですね。
サークルや塾など、学校と関係のないところで、仲の良い友達がいる、ここにはいていいんだ、と思えるところがあるのは、不登校のお子さんの支えになります。
そして、不登校カウンセリングセンターの心理カウンセラーが、いつでも不登校のお子さんや、支えている親御さんに寄り添うことを、覚えておいてくださいね。