こんにちは、
不登校カウンセリングセンターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
親は家庭のリーダーとして、家庭においては主導権を持つべき存在です。
子どもに指示することや指導することも親の役目です。
ただし、それは子どもをコントロールすることではありません。
親が、子どもが人生において進むべき道を決めることでもありません。
親も子もそれぞれが対等な一人の人間です。
子どもの人生の主導権を持つのは、子ども自身です。
子どもが親の言うことを聞かないから時、それが良くないことだと決めつけるのではなく、なぜ子どもはそうするのか、そうしたいのか、子どもの気持を思いやり、子どもの立場に立って考えることが大切です。
親が自分の中にある「常識」というものにとらわれ過ぎることなく、柔軟に対応することは、結果的に過程において主導権を持つことになります。
そして、目の前の出来事に一喜一憂したりその時の感情に流されたりしすぎることなく、一貫性をもって、子どもが「あんな人になりたい」と思えるような親であることで、子どもをコントロールしようとしなくても、子ども自ら適切な行動をとることができるようになります。