心理カウンセラーのブログ

生活リズムは大切

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こんにちは。不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。

FIFAワールドカップでの日本の活躍はすごかったですね。
ワールドカップ開催の年と知らなかった私ですが、決勝リーグの試合、24時からなら観られると思わず観ていました。

ですが、延長戦になったところで断念。明日に響くなと思ったとたんに睡魔に襲われました。

12月に入り、忘年会、クリスマス、お正月とイベントも目白押しです。

不登校のお子さんよりも、親御さんの生活リズムが崩れてきていませんか?

親御さんの生活リズムが崩れたとき、不登校のお子さんにどのような影響がでるでしょうか。

睡眠時間が短い

睡眠時間が短いと、疲れがたまっていきます。
身体が疲れてくると、精神でなんとか乗り越えようとしますよね。

すると、自分が思っている以上に精神的にも負担がかかっています。身体だけではなく、精神的にも疲れてくるのですね。

心身共に疲れている状態で、不登校のお子さんに向き合った時、親御さんはいつもの通りに接することはできますか。

朝の時間に余裕がない

夜遅くねたけれど、睡眠時間はいつも通り取っているので大丈夫です。と思った親御さんもいらっしゃるかもしれません。

その場合、起床してから出かけるまでの時間に余裕がありませんよね。

朝のドタバタの中で、不登校のお子さんと向き合うことができますか。

昼間のパフォーマンスが落ちる

どんなに寝不足でも、昼間は仕事ですよね。
寝不足のときの仕事は、思わず居眠りしていたり、集中力が欠けていたり、普段はしないミスをしていたり、ということがありませんか。

その状態で1日を過ごして帰宅して、不登校のお子さんを見たときに冷静でいられますか。

不登校のお子さんに質問された時どう答える

お子さんは、不登校かどうかに関わらず、親御さんのことをよく見ています。
それは、不登校の親御さんもハッとさせられた経験があるのではないでしょうか。

つまり、不登校のお子さんは、生活リズムを崩してはいけない、といつも自分に言っている親が、生活リズムを崩していることを知っています。

不登校のお子さんに、どうしてお父さんやお母さんは生活リズムを崩してもいいの?と聞かれたら、どのように答えますか。

ここで、大人はいいんだ、と怒った対応をしてはいけません。不登校のお子さんは納得しませんし、親御さんへの信頼関係が崩れます。

信頼関係が崩れると、不登校は長引くことになります。

質問を受けたときは、自由と責任の話をしてください。

・いつまでも生活リズムを乱しているわけではないこと
・どんなに眠くても、遅刻せず、休むことなく仕事に行っていること
・仕事に行くのは、親御さんが好きで、楽しいからもあるが、家族への責任があること。
・責任を果たしているからこそ、忘年会に行く自由、夜中のサッカーを楽しむ自由があること。
・自由だけ謳歌して、仕事に行くことをやめていれば、生活していけないこと。

親御さん自身が、不登校のお子さんの気持ちになって考えて

生活リズムを崩している人に、生活リズムを整えろと言われて、はいそうですねと言えますか。
言えないですよね。

不登校のお子さんのために、親御さんがやりたいことを我慢する必要はありません。
大人の生活って楽しいんだな、早く大人になりたいなと、明るい将来をどんどん見せてあげてください。

ただ、不登校のお子さんがあまりにも理不尽さを感じるようなことは、やめていきましょう。

心身ともによいこと

生活リズムが整っていることは、心身共に健康でいられる秘訣です。

それは、心に余裕ができるということです。

不登校のお子さんを支える親御さんには、心の余裕が必要です。
不登校のお子さんには、生活リズが乱れたときと、整っているときに親御さんの経験を話してあげてください。

そうすることで、不登校のお子さんも生活リズムを整えることが大切ということを、より理解していくことができます。

生活リズムを整えることは、再び学校に行く日を迎えるのに大切な一歩です。

今年もあと半月です。生活リズムを崩しすぎないように、楽しく過ごしましょう。

それでも、不登校のお子さんのことでどうしたらいいのか迷ってしまうときは、不登校カウンセリングセンターのブログに、ヒントがあるので引き続き、読んでくださいね。

また、いつもで不登校カウンセリングセンターの心理カウンセラーが、あなたに寄り添うことを、覚えておいてください。

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