こんにちは。不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。
昨夜は、皆既月食でしたね。
私は、お月様、丸いはずなのになんで三日月なんだろう?
昨日のお月様は満月に近いと思って記憶が間違っているのかな?
それとも、私の目がおかしくなっているのかな?と、呑気に考えながらお月様を見ていました。
そこに、友達から皆既月食きれいに見えるよ。と連絡がきました。
そうか、今日は皆既月食だったのね。私の記憶や目がおかしかったわけではないんだ。
私って、
バカよね。抜けてるよね。天然ボケもいいところ。
でも、私らしい。こんな抜けてる自分、好きだわ。と、思っていました。
そして、友達にちょっと聞いて、私のおバカぶりと話していました。
不登校のお子さんや親御さんは
あなたって、バカよね。
あなたって、ちょっと抜けてるよね。
あなたって、天然ボケがひどすぎる。
と、人から言われた時、どのような感情が出てきますか?
イヤだな、なんでそんなことを言うんだろう。
でも、そんなこを言われる自分がだめなんだ、と、自分自身を否定するのではないでしょうか。
そして、
バカではいけない。賢くなくては。
抜けていてはいけない。完璧でなくては。
天然ボケではいけない。しっかりしなくちゃ。
そうでないと、人から認めてもらえない。と考えて、自分を追い詰めていませんか。
これは、他人の評価を気にするあまり、あなた自身を否定して、あなた自身を苦しめる「観念」を植え付けているのです。
ほんの些細なミス、例えば、机の上にあるボールペンを落としただけでも、
完璧でなくては、しっかりしなくちゃ、こんなミスをしていてはいけない。なんてダメなんだろう。と、あなた自身を責めるようになるのです。
何か起こるたびに、あなたはあなたをこのように責めることで、あなたはあなた自身を否定し、どんどん自信を失っていくのです。
これでは、他人の目が気になって、自分の動きたいように動けないですよね。
不登校のお子さんに、このような傾向はありませんか。
親御さん自身にも、ご自分を責め続ける傾向はありませんか。
同じ「観念」を植え付けるのなら、あなた自身を認めて、自分で自分のこと好き、と言える「観念」のほうが楽しくて幸せですよね。
あなたって、バカよね。
あなたって、ちょっと抜けてるよね。
あなたって、天然ボケがひどすぎる。
と言われた時、
そうよね、今のはバカよね。そういうことは苦手なの。でも、こういうことは得意なのよ。
そうね、ちょっと抜けてるの。でも、おかげでなごんだでしょ。
あら、私って天然ボケなのね。おかげで、面白かったでしょ。
と、考えていけば、あなたはあなた自身を肯定していくことになりますね。
すると、あなたは自信がついていきます。
そして、あなた自身を好きになっています。
それに、あなたっておバカよねと言ってくる人は、その人の「観念」で不登校のお子さんや、親御さんのことを見ているのです。
不登校のお子さんや、親御さんが同じ行動をしていても、その人が持っている「観念」であなたへの感じ方が変わってきます。
Aさんは、あなたってバカよね、と言ってきても、
Bさんは、あたなって、面白いから一緒にいて楽しいわと言ってくる。という違いが出てくるのです。
ですから、他人が言ってくることで、不登校のお子さんや、親御さんのことを否定して、自信を失くしていくのはやめましょう。
不登校のお子さんや親御さんのとらえ方で、気持ちを軽くすることができます。
そして、自分のことが好き、と言えるようになりましょう。
自分のことが好き、と言えるようになっていけば、不登校の克服もできますよ。
「観念」の修正の仕方は、不登校カウンセリングセンターの心理士のブログにヒントがあります。
また、不登校カウンセリングセンターの心理士が、いつでもあなたに寄り添うことを、覚えておいてくださいね。
それでは、今日も空を見上げて1日をお過ごしください。