心理カウンセラーのブログ

不登校 親の心理状態

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こんにちは、不登校カウンセリングセンターの水野幸子です。

お子さんが学校に行き渋りだした時。
お子さんが体の不調を訴えるようになった時。
お子さんが学校をよく休むようになった時。
お子さんが不登校になったと思った時。

不登校のお子さんの親御さんの気持ちは、嵐がきたように乱れていたのではないでしょうか。

人が衝撃を受けたとき、心の状態、変化を4段階で説明することができます。

不登校のお子さんの親御さんであるあなたは、何段階目に来ているでしょうか。

人の感情、気持ちの話ですから、今は3段階目ですと、はっきり言い切ることの方が難しいです。
その時々で、今日は2段階目。今は4段階目。というように、いったりきたりもします。

今がどの段階なのか、ご自身の気持ちを見つめてみましょう。

4段階とは

1.衝撃:強い不安
2.防御的退行:他者批判
3.承認:自責の念
4.適応と変化:受け入れ・前向きな姿勢

というように変化をしていくということです。

1.衝撃:強い不安

1段階目は、お子さんが不登校になっているという、事実に衝撃を受けます。

強い不安と混乱で、状況を理解できていない段階です。

うちの子がそんなわけがない。
悪い夢を見ているんだ。
今はちょっと体調が悪いだけ、明日からまた今までのように学校に行くよ。
一体何が起こったの。

と、色々な思いがこみ上げてきます。

不登校児の母であった私の場合は、プチパニックを起こしていました。
インターネットで不登校のままになったらどうしようと不安に襲われながら、対応方法を模索していました。
頭の中は、子どもが不登校になったということでいっぱいになっていました。

学校の先生と話すことはできても、学区のママ友には話せませんでした。

2.防御的退行:他者批判

2段階目は、自分を守る時期です。

原因を探そうとしますが、自分が悪いとは思いません。
正しく原因を探そうとせず、現実逃避をしてしまいます。

・学校の先生の対応が悪かったんだ
・友達に何かされたんだ
・祖父母があまやかしてばかりいるからだ
・なんで、学校に行かないの

と、親御さん自身以外のすべての人へ、怒りが向かいます。

不登校児の母であった私の場合は、学校と友達のせいだと思っていました。

先生との話し合いの中で、先生への不満の感情を必死で抑えて、冷静に話す。と言い聞かせていました。

私は、感情を爆発させないように話しているつもりでしたが、先生からどう見えていたのかは分かりません。

3.承認:自責の念

3段階目はお子さんが不登校であるこという現実を受け入れます。

明日は行くに違いない。と、どこかに期待があった気持ちから、やっぱり今日も行けないんだね。不登校なんだよね。と受け入れていきます。
現実の直面するのです。

そして、原因は、親御さん自身だったのではないかとご自身を責めるようになります。

・勉強、勉強とうるさく言い過ぎたかな
・仕事ばかりで、独りぼっちにしすぎたかな
・あれも、これもと期待をかけすぎたかな
・今までの関わり方が、全部よくなかったのかな

過去の子育ての中から、原因を探していこうとします。

不登校児の母であった私の場合は、私の愛情が伝わっていなかった。
愛情表現が下手だったのかな。

あの時に思いっきり叱ったのがいけなかったのかな。

と、自分を責めていました。

4.適応と変化:受け入れ・前向きな姿勢

4段階目は1~3段階を踏んできた結果、不登校という事実を受け止めて、どのように対処をしていくことがいいのか、これらどうしていけばいいのかと、前向きに考えることがきるようになります。

現実を正しく認識し、積極的に適切な対処をしていこうとします。

・子どもの気持ちを聞いて受けとめる
・子どもにとって、何が一番いいのか考えよう
・学校以外にどんなことがあるのか調べよう
・ほかの人たちはどのように対処していたのか聞いてみよう

不登校児の母であった私の場合は、学校の進めもあり不登校を考える会に出席しました。その会は心理士、校長、教員、不登校のお子さんの親と話をする場でした。

みなさんの工夫やアドバイスを受けました。
そして、私だけではないと思え、混沌としていた気持ちがスッキリしました。

4段階の中で、だいたいどの辺に不登校のお子さんの親御さんの気持ちは来ていますか?

どこかなと考えることで、ご自身を客観視することができます。
うまく客観視ができると、これからどうしていきたいのか考えやすくなりますよ。

1,2段階にいるときは、特に難しいと思いますが、親御さんが笑顔でいること幸せでいることが、不登校のお子さんには一番よいことです。

親御さん自身がホッとできる、安心できる時間を毎日とってくださいね。

そして、不登校支援センターの心理カウンセラーが応援していること、いつでも寄り添うことを覚えていてください。



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